Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

【書評】バナナの皮は本当に危険です『とんでもない死に方の科学:もし〇〇したら、あなたはこう死ぬ』

 

とんでもない死に方の科学: もし○○したら、あなたはこう死ぬ

とんでもない死に方の科学: もし○○したら、あなたはこう死ぬ

  • 作者: コーディー・キャシディー,ポール・ドハティー,梶山あゆみ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/06/07
  • メディア: 単行本
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目次を眺めているだけでも面白い。不謹慎だけどワクワクする。


まず最初が「1.旅客機に乗っていて窓が割れたら」


思い出すのは、ジョジョ5部のノトーリアスB.I.G戦。

 

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【書評】うわっ…この人のサメ好き、ヤバすぎ…?『ほぼ命がけサメ図鑑』

 

ほぼ命がけサメ図鑑

ほぼ命がけサメ図鑑

 

 

前回読んだ、【書評】ドM科学者の異常な愛情『蜂と蟻に刺されてみた』 - Under the roof に続き、また読んでしまった「生物学者の異常な愛情」シリーズ。今度はサメ。

 

確かにサメは魅力的で面白い生きものだ。
我が茨城県にはサメの展示数日本一を誇る「アクアワールド大洗水族館」があり、巨大水槽で泳ぐサメたちを見るのは本当に素晴らしい。子どもを連れて行ったのに、大人のほうが夢中になって眺めてしまう魅力がある。

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【書評】ドM科学者の異常な愛情『蜂と蟻に刺されてみた』

 

蜂と蟻に刺されてみた―「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ

蜂と蟻に刺されてみた―「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ

 

 

個人的に、『生物学者の異常な愛情シリーズ』と呼んでる本たちがある。
 
『バッタを倒しにアフリカへ』や『動物になって生きてみた』がその代表。
研究対象に対する驚異的な執念や、溢れすぎてしまった愛情により生まれる「大群で飛んでくるサバクトビバッタに身をさらして食べられたい」や「アナグマになって森の中で穴を掘ってミミズを食べて生活してみた」といった、ぶっ飛んだ性癖じみた行動や妄想。いろんな意味で振り切っていてやばい。常人ではついていけない世界。だが、ついていけない世界だからこそ、そのドアの先の景色が見れて面白くて、読んでよかったと思える本たち。
 
で、本書もそういった『生物学者の異常な愛情シリーズ』に加えるべき一冊。
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ドライブキットと長男と私

 

Nintendo Labo (ニンテンドー ラボ) Toy-Con 03: Drive Kit - Switch

Nintendo Labo (ニンテンドー ラボ) Toy-Con 03: Drive Kit - Switch

 

 

コレ、買おうかどうしようか迷っている。


面白そうではある。

ただ、ソフトは子ども向け感がありありと見て取れるので、大人がプレイする分には正直すぐ飽きるんじゃないかなという懸念もある。

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Salt and Sanctuaryのニンテンドースイッチ版にハマっていたら水を差されたりした

ニンテンドースイッチで『Salt and Sanctuary』というダウンロード専用ゲームを買った。

 

ec.nintendo.com

「2D版ダークソウル」といわれているゲーム…というか、プレイしている限り完全に2D版ダークソウル以外に言いようがない。

まあ、実は僕はダークソウル未プレイでデモンズソウルしかプレイ経験がないんだが、「死んで覚える高難易度のゲーム」というスタイルのほかに、

 

・死んだところorプレイヤーを殺した敵に「ソルト」という経験値が残る。

・死亡地点まで戻って、そこにいる敵を倒せばソルトは回収できる。

・ただし、回収前に再度死ぬとそのソルトは永遠に失われる。

 

いやもうまるっきりデモンズじゃん。「ソウル」が「ソルト」になっただけじゃん。

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【書評】絵よりもCGよりも想像力を掻き立ててくれる『世界を変えた100の化石』

 

世界を変えた100の化石 (大英自然史博物館シリーズ 1)

世界を変えた100の化石 (大英自然史博物館シリーズ 1)

  • 作者: ポール・D・テイラー,アーロン・オデア,真鍋真,的場知之
  • 出版社/メーカー: エクスナレッジ
  • 発売日: 2018/07/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いい。凄くいい。

 

本書は大英自然史博物館で人気を博した展覧会を書籍で再現したものだ。

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【書評】わたしの考えは、わたしのコミュニティにあります『知ってるつもり――無知の科学』

 

知ってるつもり――無知の科学

知ってるつもり――無知の科学

  • 作者: スティーブンスローマン,フィリップファーンバック,橘玲,土方奈美
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2018/04/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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何でも知ってると勘違いして思い上がるな、という「戒めのための本」かなと思ったら、全然違った。


むしろ、なぜ人は良く分かっていないことについてそんなに気にせずに生活できるのか、ということを詳しく掘り下げた本だ。

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