1988年の8月から翌年6月にかけて、4人の幼い女の子が誘拐され殺害された連続殺人事件の犯人「宮崎勤」
本書は、事件から30年たった今、犯人と捜査一課の大峰警部補との取り調べを録音した音声テープの内容をまとめて公開したものだ。
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1988年の8月から翌年6月にかけて、4人の幼い女の子が誘拐され殺害された連続殺人事件の犯人「宮崎勤」
本書は、事件から30年たった今、犯人と捜査一課の大峰警部補との取り調べを録音した音声テープの内容をまとめて公開したものだ。
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『紙の動物園』『母の記憶に』の短編集、そして様々な中国人作家の作品を自身が精選したアンソロジー『折りたたみ北京』と、関わった作品すべてが面白かったケン・リュウの短編集第3弾。
で、もちろんこれも期待通りの面白さだった。
前2作まででは、心の琴線に触れるような泣ける話こそがケン・リュウの真骨頂だと思っていたんだが、本書収録作品はかなりバラエティに富んでいて、今までのケン・リュウ作品をいい意味で裏切ってくれた。
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「ドヤ」に泊まり、「飯場」で実際に働いた男のルポ。これが凄まじく面白かった。
そもそも、「ドヤ」とか「飯場」という言葉の意味にピンとこない人は多いんじゃないだろうか。
というか、今は「ドヤ」も「飯場」も準放送禁止用語らしい。
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FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
まず、本書の冒頭で「クイズに答えてみよう」ということで以下のような3択問題が出される。
【質問1】
現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を終了するでしょう?
A.20% B.40% C.60%
【質問2】
世界で最も多くの人が住んでいるのはどこでしょう?
A.低所得国 B.中所得国 C.高所得国
【質問3】
世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?
A.約2倍になった B.余り変わっていない C.半分になった
こんな感じの、所謂「世界的な社会問題についてのクイズ」が13問ある。
驚くべき事に、これらの問題を先進国の人たちに出題したときの(つまり、この本を読むような人たちに対して出題したときの)正解率が、何と10%を下回るらしい。
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昔、ネット情報だが「イカの目は異常に発達していて非常に高い性能を持っている。しかし、脳はそれほど発達していないので目から得た情報を処理し切れていない」というのを見たことがある。「イカは宇宙人が送り込んだ偵察用の生物兵器だ」とか、オカルトな事も書かれていて当時若かった僕は面白がって見ていたものだった。
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いい。すごくいい。
エッセイ集として面白くて、未知の世界に触れられて、知見も広がる。以前読んだ『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ』もそうだったんだが、こういう本をもっと読みたいんだよ。
「ゲテモノを食べる」って、テレビのバラエティでも目にするネタで、だいたいお笑い芸人とかがイヤイヤ食べてる様子を笑うってパターンだと思う。
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