Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

第4回 水戸黄門漫遊マラソンを無事完走した話

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先日、水戸のフルマラソンに参加してきた。
今回は4回目の大会で、僕は1回目から全て出ている。会場が駅からすぐで、電車1本で気軽にいけるのがいい。

マラソンはあんまり好きではない、むしろ40キロ以上も走るのは辛すぎてやりたくないんだが、1回目から出てるから今年も出ようという義務感半分、運動は継続してナンボというまあこれも自分の健康に関する義務感半分で今年も出場を決意した。つまり義務感。

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【書評】最先端の無人兵器解説書『無人の兵団』

無人の兵団――AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争

無人の兵団――AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争

 

 

無人兵器の解説書として現状における決定版。
何せ、技術の進歩が凄まじい。スマホやドローンの爆発的な普及により、電子機器の小型化が著しく、それは兵器においても当然そうなわけだ。

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【書評】中国SFってだけじゃなく、小説として最強『三体』

 

三体

三体

  • 作者: 劉慈欣,立原透耶,大森望,光吉さくら,ワンチャイ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2019/07/04
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 

各所で話題になった本書。

やっぱり今は中国SFが熱いらしい。ケン・リュウも『紙の動物園』以降、個人的には「絶対に毎作品チェックすべき作家」になったし、ここ何年かは日本で出版される中国SFってかなり多くなっているイメージだ。

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【書評】素晴らしい主人公の成長物語『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

 

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

 

 

これは凄く面白かった。
著者はイギリスのブライトン市在住。既にイギリスで20年ほど暮らし、アイルランド出身の配偶者との間には中学生になる息子さんがいる。

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キャンプデビューをしてきた話

先日キャンプデビューをしてきた。

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以前から小学1年生になる長男にキャンプに行ってみたいとせがまれていたので、じゃあちょっとグッズでも揃えてキャンプにでも行ってみようかと思い、Amazonで『キャンプ』と名付けた欲しいものリストを作った。

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【書評】ストーカー被害者救済のための福音書『ストーカーとの七〇〇日戦争』

 

ストーカーとの七〇〇日戦争

ストーカーとの七〇〇日戦争

 

 

交際相手が別れ話からストーカー化し、嫌がらせ行為などがエスカレートして警察が介入、逮捕、示談をするもそれを反故にしてさらにストーカー行為を繰り返すようになり…という、とにかく酷いストーカー被害にあった著者の経験を綴った完全ノンフィクションルポタージュ。あまりの気迫と引き込まれるような文体で最後まで一気に読んでしまった。

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【書評】むしろこの著者ほど走ることにハマっている人いないと思う『走るやつなんて馬鹿だと思ってた』

 

走る奴なんて馬鹿だと思ってた

走る奴なんて馬鹿だと思ってた

 

 

走ることを続けるのは、とても難しい。
僕はもうラン歴3年以上になるけれど、どちらかというとイヤイヤ続けている。小さい子どもがいると自由時間を確保すること自体が難しいし、いざ時間ができたとしてもウエアに着替えて走り出すのが億劫だ。天候や体調に左右されることもあるので、一度モチベーションを失うとそこから回復させるのは結構大変だったりする。

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