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Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

【書評】どんな小さな世界にも希望はあると教えてくれる『カタツムリが食べる音』

カタツムリが食べる音作者: エリザベス・トーヴァ・ベイリー,高見浩出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2014/02/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 突如、ウイルスによる難病を患いベッドの上から動けなくなった著者。体に力は入らず、体…

【書評】サソリの持ち方、教えます『その道のプロに聞く生きものの持ちかた』

その道のプロに聞く生きものの持ちかた作者: 松橋利光出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2015/08/12メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る またしても図鑑好きにはたまらない本。中身はタイトルそのまんまで、昆虫から哺乳類ま…

【書評】人生は有限だということを忘れないために『タタール人の砂漠』

タタール人の砂漠 (岩波文庫)作者: ブッツァーティ,脇功出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/04/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (22件) を見る 通して読んだのは3回目だけど、やっぱりすごい。僕は、大学を卒業後、2年間を所謂「ブラック企業」で…

【書評】子供たちと一緒に見たい『生きものたちのつくる巣109』

生きものたちのつくる巣109作者: 鈴木まもる出版社/メーカー: エクスナレッジ発売日: 2015/10/15メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る こういう本大好き。僕は昔から図鑑が大好きだった。幼稚園児の頃からの図鑑マニアだ。年少組の息…

【書評】究極の超個体『ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物』

ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)作者: バート・ヘルドブラー,エドワード・O・ウィルソン,梶山あゆみ出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2012/04/19メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 130回この商品を含むブログを見る な…

【書評※虫注意】奇抜なデザイン大爆発『ツノゼミ ありえない虫』

ツノゼミ ありえない虫 作者: 丸山宗利 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2011/06/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 56人 クリック: 1,502回 この商品を含むブログ (18件) を見る タイトル通り、ありえないデザインをした虫のオンパレード。「ツノ…

【今日のおつまみ】憧れの煮豚と醤油ラーメン

今日のおつまみは、煮豚。 ほずみさんのブログで見てから脳裏に焼き付いていたこの煮豚。ようやく作ることが出来た。

【書評】現実と妄想を繋ぎ止める魚たち『グールド魚類画帖』

グールド魚類画帖 作者: リチャード・フラナガン,渡辺佐智江 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2005/06/25 メディア: 単行本 購入: 7人 クリック: 1,514回 この商品を含むブログ (49件) を見る 表紙からして奇妙な一冊。 かの有名な、『私の知らないスゴ本は…

【書評】『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた作者: ルイスダートネル,東郷えりか出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/06/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る 「文明のつくりかた」とあるが、本書は「シヴィライゼーション」のよう…

【書評】みんな大好きゾンビの価値観が変わる本『ゾンビの科学』

久々に面白いノンフィクション。 ゾンビの科学:よみがえりとマインドコントロールの探究 作者: フランク・スウェイン,西田美緒子 出版社/メーカー: インターシフト 発売日: 2015/07/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る タイトルからすると、「…

【書評】最高に笑える科学本『ホワット・イフ? 野球のボールを高速で投げたらどうなるか』

笑った。ワクワクしながらページを手繰り、ニヤニヤしながら読み進め、たまに吹き出す。そんな一冊。 ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか 作者: ランドール・マンロー,吉田三知世 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2015/06/24 メデ…

【書評】人の抱く最も強い感情は、LOVE & HATE『淵の王』

淵の王作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/05/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (85件) を見る 読み始めてすぐは「何これ?」の感覚。ありがちな設定だけど、それを単純に受け入れていいのか?そんな簡単な話なの?と若干不安を覚…

【書評】何かにおびえていることを思い出した『男性漂流 男たちは何におびえているか』

30代の男性は、自分を省みるきっかけの一冊になるかもしれない。男性漂流 男たちは何におびえているか (講談社 α新書)作者: 奥田祥子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/01/21メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る 「男たちは何におびえている…

【書評】究極の未知『ソラリス』

ソラリスを再読した。 ソラリス (ハヤカワ文庫SF) 作者: スタニスワフ・レム,岩郷重力,沼野充義 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2015/04/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (12件) を見る きっかけは、先日読んだ上田岳士著『太陽・惑星』内に、…

【書評】これは僕の人生であり、あなたの人生でもある『ストーナー』

読みながら、涙が止まらなかった。ストーナー作者: ジョン・ウィリアムズ,東江一紀出版社/メーカー: 作品社発売日: 2014/09/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (26件) を見る 昨年、いくつかの書評サイトで本書が絶賛されているのを見て、ずっと気にな…

【育児】ペネロペの絵本で爆笑する息子

最近の息子のお気に入りの絵本。ペネロペおはなしえほん (16) おはなしえほん メリークリスマス、ペネロペ!作者: アン・グットマン,ゲオルグ・ハレンスレーベン,ひがしかずこ出版社/メーカー: 岩崎書店発売日: 2015/10/29メディア: 単行本この商品を含むブロ…

【書評】健康だからこそ考えたい『「ニセ医学」に騙されないために』

信じられる医療を受けるために。 「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る! 作者: NATROM 出版社/メーカー: メタモル出版 発売日: 2014/06/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (34件) を見る 人…

【書評※虫注意】まるで装飾品のカタログ『きらめく甲虫』

きらめく甲虫作者: 丸山宗利出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2015/07/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 表紙に惹かれて、図書館で借りた。虫苦手な人はゴメンナサイ。

【書評】映画「オデッセイ」原作『火星の人』〜生き残るのに理由はいるのかい?

現在公開中の映画『オデッセイ』の原作。火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)作者: アンディ・ウィアー,小野田和子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/12/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る 映画見に行く時間的余裕がないので、Kind…

最高・最強・最終◆上田岳弘『太陽・惑星』

太陽・惑星 作者: 上田岳弘 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/11/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (38件) を見る 昨日の投稿の続き。

大錬金の衝撃◆上田岳弘『太陽・惑星』

太陽・惑星作者: 上田岳弘出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/11/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (38件) を見る これはすごかった。先に「私の恋人」を読んで、オリジナリティあふれるプロットに舌を巻いたが、その前作にあたるこっちがあってこ…

読書を通じて人と語り合うことに挫折した若いころの記憶

先週これ(車輪の下でを想像する - Under the roof)を紹介したが、今回は読後の座談会。これも面白かったし、今後の本の読み方にもいい影響を与えてくれそうだった。 www.tbsradio.jp

国際テロは宇宙から『オービタル・クラウド』

『太陽の簒奪者』の読後(感想はこれ→『太陽の簒奪者』年末にkindleで買った小説が面白かった。 - Under the roof)、おススメSFとして紹介されたので読んでみた。オービタル・クラウド作者: 藤井太洋出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/02/21メディア: …

車輪の下でを想像する

これをポッドキャストで聞いたら面白かった。 www.tbsradio.jp

『太陽の簒奪者』年末にkindleで買った小説が面白かった。

太陽の簒奪者作者: 野尻抱介出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/04/25メディア: Kindle版この商品を含むブログ (8件) を見る 年末のkindleストアセールで何冊か購入していたうちの1冊。連休中に読んだ。今やなかなか書籍を開いてゆっくりする時間もとれ…

他人に親切であれ。R.J.パラシオ『ワンダー』

僕が本を読む理由はあくまで「暇つぶし」だ。好きな時に好きな場所で物語の世界に入ることが出来る。ノンフィクションを読んでいるときなんかは、本から知識を得ようと思って読むけど、フィクション、小説はあくまで楽しむもの、という認識で読んでいる。だ…

ぼくらが原子の集まりなら、なぜ痛みや悲しみを感じるのだろう

面白そうなタイトルに惹かれて読んでみたら、かなり骨太な内容。ぼくらが原子の集まりなら、なぜ痛みや悲しみを感じるのだろう: 意識のハード・プロブレムに挑む作者: 鈴木貴之出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2015/01/29メディア: 単行本この商品を含むブ…

涙、家族、無償の愛のSF短編集『紙の動物園』

紙の動物園 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)作者: ケン・リュウ,古沢嘉通,牧野千穂出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/04/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (16件) を見る 近所の書店で平積みになっていて、気になって仕方なかった…

【人生に影響を与えた1冊】カフカ短編集

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」大学時代、カフカにどっぷりハマって、卒業旅行でチェコに行った。カフカ短篇集 (岩波文庫)作者: カフカ,池内紀出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1987/01/16メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 112回この商品を含むブロ…

【人生に影響を与えた1冊】デブの国ノッポの国

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」ここ数日、お題のブログばかり書いてるけど、今回は幼少期に影響をもらった本の紹介。デブの国ノッポの国 (子どものための世界文学の森 18)作者: アンドレモロア,長新太,Andre Maurois,辻昶出版社/メーカー: 集英社発売…

【人生に影響を与えた1冊】木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか作者: 増田俊也出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/09/30メディア: 単行本購入: 21人 クリック: 475回この商品を含むブログ (127件) を見る とんでもない本。まず装丁がやばい…

【人生に影響を与えた1冊】自分の小さな「箱」から脱出する方法

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」自分の小さな「箱」から脱出する方法作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2006/10/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 156人 クリック: 3,495回この商品を含…

夏に読むなら、の5冊

今週のお題「読書の夏」 普通はあんまり季節と読んでる本をわざわざ合わせたりはしないと思うけど…。まあ、そんな中、今まで読んだ本で「夏に読むなら」って括りで5冊選んでみた。 ◆ウイリアム・ゴールディング「蠅の王」 蠅の王 (新潮文庫) 作者: ウィリア…