Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

体調不良と核家族の話

先週末から、家族全員病気にやられている。

 
まずは8ヶ月の娘。1週間ほど下痢の症状が続いた。下痢のせいで股がかぶれ、内科と皮膚科を行ったり来たりした。ようやく治ったのが先週の半ば。それまでは僕の実家に預けて見てもらっていた。
娘本人は元気だったのだが、保育園に行くとどうしてもかぶれが酷くなっていたので、仕方なく休ませていた。実家の親がいなかったらどうしようもなかった。

 

そして、先週の半ば、娘の体調が良くなった頃、今度は3歳の息子が体調を崩した。
夜、突然の嘔吐。そして発熱。娘と同じく実家に預けることに。娘と入れ替わりの形だ。この週は間を月、火曜日が娘、水、木曜日が息子、という形で実家の世話になった。
 
そして、金曜日。今度は妻が体調を崩した。息子と同じように、嘔吐と発熱。完全に伝染されてる。妻はその日仕事を休んで、僕は回復した子供たちを保育園に送っていき、仕事へ。
お迎えが問題だった。普段は時短で働いている妻が、15時で仕事を切り上げて迎えに行く。朝7時半から預けているので、16時半までに迎えに行かないと延長保育になってしまうからだ。しかしこの日は僕も仕事を早退できそうにないので、仕方なく実家の両親に迎えに行ってもらった。
 
核家族で共働きの子育ては、本当に無理ゲーだ。夫か妻のどちらかの体調が崩れればそれだけで殆ど破綻をきたす。
だから、プラスαの力がどこかで必ず必要になる。我が家では単純に祖父母の力だ。幸いにして僕の実家は近くにあるうえ、両親共健在で、この3月末で定年を迎え比較的時間に余裕もある。子供たちもじいじ、ばあばが大好きなので、何かあったらすぐに頼ることができ、非常に助かる。
 
もし、これがなかったとしたら。我が家は完全に詰みだ。僕か妻のどちらかが仕事を辞めて子育てに専念すれば、まあ大体の問題は解決できるだろうが、その分生活水準は大幅に下がる。おそらく、というか間違いなく家を建てるなんて無理だったろうし、そもそも2人目が生まれてないかもしれない。1人で手一杯だよ、と。
 
今の生活は類い稀な確率の元に作り上げられたものであり、それを守るためにはちょっとした体調変化でも大事にして健康体で居続けることが重要なんだな、なんて、少し体調を崩すといつも頭に浮かんでくる。
何気なく日常を過ごしてしまっているから、普段は気づかないんだが。
 
ちなみに、金曜日に妻が体調を崩した後、最後に僕も同じ症状の病気を伝染され、日曜日に発熱して寝込んでいた。仕事に響かなかったのが幸いだ。