Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

抱っこ

知り合いの子供を抱っこする機会があった。男の子で、月齢9カ月。だいたいうちの娘より1カ月若い。

 
で、驚いた。男の子なのに、やわらかい。

 

いままで色々周囲から聞いた情報や、自分自身の「なんとなくの」経験から、例え赤ちゃんであっても、男の子はがっしりしていることが多く、逆に女の子は抱き心地もよく、身体が柔らかい、というイメージが出来上がっていた。
なんだか文字に起こすと変態みたいな意見だが、事実そう感じるんだから仕方ない。
 
しかし、その男の子は、明らかにうちの娘より柔らかく、抱き心地も良い。うちの娘はもっと筋肉質な感じだ。その男の子はプニプニしていた。
 
うちは1人目が男の子だ。妹とは2歳離れている。なので他の家の子と触れ合わなくても、男の子と女の子の違いはそこそこわかってるつもりでいた。しかし、そんな2年前の記憶と今の娘の比較は、現実に今感じる違いの生々しさに比べればなんと都合のいい解釈をしていたことかと思い知らされた。
 
まあ、うちの娘は1カ月早いし、すでに歩き始めてもいる。その男の子はまだ歩いておらず、つかまり立ちをようやく始めたぐらいだそうで、見るからに顔や手足はぷくぷくしていた。ご飯もよく食べるそうだ。
それに比べ、歩き始めた我が娘は、顔や手足の無駄な肉が引き締まった感じがしており、抱っこした感じは「ムチムチしてて、見た目より重い」だ。これからもっと引き締まっていくだろう。逆に言えば、その男の子も、歩き始めれば引き締まっていき、プニプニの抱き心地ではなくなる時が来るだろう。逆転のチャンスは当然与えられている。
 
ただ、それでもこの時の驚きは強く残った。理由ははっきりしている。理解している。しかし「柔らかい男の子≒うちの娘は筋肉質」といった構図が脳内にできてしまい、図らずもパパはショックを受けてしまった。