Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

階段大好き娘

娘が階段を登れるようになってしまい困っている。

 
先週の火曜日に、初めて階段を1段だけ登れるようになり、ああ、このくらいの段差なら登ってしまえるようになったんだな…なんて呑気に考えていたんだが、その週の週末には何段も登れるようになり、日曜日には全段登り切れるようになっていた。

 

1段1段が娘にとっては腰ぐらいの高さなため、全身を使って乗り越えるように登るのだが、今や一生懸命といった感じではなく楽しいアスレチックを登っているような感じでスイスイ上がっていく。
当然、落下の危険が伴い、現に何度か落ちて頭を打っている。娘がいない!何処だ!? \ゴン!/ 「うえーん(泣)」…といった流れだ。2~3段目からの落下なので大事には至っていないが、今後のことを考えると心配だ。
 
困るのは、どうも階段を上るのが大好きらしいということだ。
今までは階段に対して興味はなく、キッチン横のパントリー(食品用の収納棚)や猫のごはんゾーンがお気に入りで、少し目を離すとそこに行ってパントリーから缶詰を引っ張り出したり、猫のごはんをひっくり返したりしていた。これはこれで困るのでそちら側には行けないようにゲートを設置し、辿り着けないような対策を施した。
パントリーの先が洗面所になっているため、朝洗面所で顔を洗っているときにゲートを閉じていると「なんであたしはそっちに行けないのよ!」と抗議するようにゲート前で泣いていることが多い。娘はかなりの汗っかきなので汗だくで泣いているが、パントリーを散らかされたり、猫の餌を口に運ばれたりするよりマシだ。
 
そんなパントリー好きだった娘が、階段を登れるようになった途端に階段LOVEになってしまった。目を離すとすぐに階段に向かい気付けば数段上に上っている。階段の先に何かが見えているわけではなく、純粋に登るのが楽しいようなのだ。
登っている娘に後ろから声をかけると、100万ドルの笑顔で振り返ってくれる。かわいい。でも危ないので抱っこで降ろそうとすると、体をエビのようにそらして抗議の意を表してくる。さっきまで可愛かった顔は何処かへ消えた。階段じゃなくてリビングで遊ぼうね~と言い、リビングのおもちゃが置いてあるゾーンに連れて行っても、すぐにおもちゃを手に取って立ち上がり、一直線に階段へと向かっていく。階段前におもちゃを投げ捨ててまたせっせと登りだすのだ。
 
仕方ないので、というよりとにかく危険なので、今回は階段にも同様のゲートを付けて対策することになった。階段付近がゲートの設置できる間取りだったからよかった。ゲートは楽天で発注中。今は仕方ないのでベビー用の敷布団を立てて階段前に置き、勝手に登れないようにしている。
階段に行けなくなると、やっぱりパントリーが気になるらしく、歩き出して1か月経過していないとは思えないスピードでさっさかさっさかパントリーへ向かい、ゲートに阻まれ泣く、というのを繰り返している。リビングのおもちゃには興味がないらしい。