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Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

ヒメイワダレソウの侵略

自宅の西側に植えたヒメイワダレソウが、猛威を振るっている。

 
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ヒメイワダレソウって何よ?ということで簡単に説明すると、

 

1. 草丈は低く、横に広がるように成長する。しかも写真のようなかわいらしい白くて小さな花がたくさん咲いてくれる。芝生に代表される所謂「グラウンドカバー」に向いており、庭の土部分を覆い隠す役割を果たしてくれる。
 
2. 丈夫で、管理の手間がかからない。芝生の場合は水やり等に細やかな気配りが必要だったりするが、ヒメイワダレソウの場合は基本的に降雨のみで水やりもそれほど必要ない。
 
3. 繁殖力が非常に強く、周囲の雑草を駆逐しながら広がっていく。なので雑草が気になる区域があったら、ヒメイワダレソウを植えておけばある程度雑草を抑えてくれる。但し、雑草に限らず周囲の植物を駆逐していくので、自分で植えた草花も当然駆逐される。そのため、同じ区画にはヒメイワダレソウ以外植えるのが難しくなる。
 
4. 冬になると地上部分は枯れる。但し根が生き残っているので、翌春にはまた元気に繁茂する。これについても手間はかからない。
 
という特徴を持っている。つまり草取りは面倒だし、カーデニングする気もないけど土がむき出しだと味気ないから何か植えておきたい、という区画がある場合は非常に優れた役割を果たしてくれる植物なのだ。
 
自宅南側には芝生とシンボルツリー、東側には家庭菜園をしつらえてあり、西側は洗濯物を干すためにしか使っていないので、西側の土を覆い隠す目的で採用した。
 
すごく増える、というのは覚悟してはいたのだが、それにしてもとんでもない成長具合で驚いている。
 
植えた当初はいくつかの株を間隔をあけて植えつけたのだが、あっという間に土の部分をすべて覆い尽くした。植えてから1~2か月でのことだ。
 
「イワダレ」の名に恥じず、土のない部分にも関係なく浸食してきた。自宅西側の勝手口から物置への間に敷石を置いてあるのだが、完全に覆い隠されてしまった。駐車場部分はコンクリート敷きにしてあるのだが、その上にもツタが伸びてきている。グラウンドカバーどころではない。家の西側はヒメイワダレソウが溢れ返っている状態だ。
 
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ちなみに、こんな感じで侵食してきてる。この右半分の中に敷石も隠れているのだが、全く見えなくなってる。
 
踏めば、枯れる。という情報も目にしたので、とりあえず敷石やコンクリートのゾーンに繁茂している部分は踏みまくっているのだが、全く枯れる気配がない。勢いが削がれるどころか奴らはさらにコンクリートへと勢力を伸ばし始めたので、半ば諦める気持ちでコンクリートに乗った部分をちょん切った。
「お前は手がかからない、という理由で採用したのに、部分的にちょん切らなければならないという手間をかけるなよ…」と内心毒づいた。大した手間じゃないんだが、なぜか裏切られた気持ちになった。
 
そしてすぐ、またコンクリートに侵食してきている。凄まじい生命力を感じる。
 
確かに雑草はほとんど見なくなった。たまにぽつぽつと生えては来るが、わざわざ抜かなくてもいつの間にかヒメイワダレソウに駆逐されてしまっている。最初は有難かった。が、今はもう「これ以上侵略しないでくれ…」という気持ちが強まってきている。
まるで奴らはほかの植物を喰らって際限なく膨張しているかのようだ。既に自宅西側の区域はすべてヒメイワダレソウに占領されてしまっている。
そして心なしか、最近ヒメイワダレソウの背丈が高くなっている気がする。当初の情報では最終的な高さは5~10㎝程度と聞いていたのだが、既に全体的に15㎝以上の高さに成長している。
 
これではグラウンドカバーとは言えないのではないだろうか。今や裸足にサンダル履きではそのゾーンに足を踏み入れる気にはならない。雨上がりには長靴を履いていないと、草についた露で足首まで濡れてしまうような状態だ。
 
今はもう、これ以上成長しないでくれと願うだけだ。季節が移り変わり、徐々に衰退してくれるのを待つほかない。何故か、ネヴィル・シュートの「渚にて」を思い出した。