Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

先輩猫と子供たち

昨日は猫を飼っていることを書いたが、今日はもう少し猫との生活について書こうと思う。
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うちの猫は3匹とも奥さんが拾ってきた雑種だ。そのうち2匹は結婚する前から奥さんが飼っており、2匹とも10歳を超えている。いまだに元気だが、老猫だ。

3匹とも茶色っぽい毛並で、顔や姿がお世辞にもかわいいとは言い難い。テレビとかでかわいらしい猫が映っていると、思わず「いいな~、うちにもあんなかわいい猫ほしいな~」なんて夫婦共々ため息交じりにつぶやいてしまうくらい、うちの猫たちはあまりかわいくない。

しかし、だからと言って愛情がないわけではないので、毎日膝の上で思う存分撫でてやったり、たまにご褒美で缶詰をあげたり、具合が悪そうだったら即座に病院に連れて行ったり、まあいわゆる普通の生活をしていると思う。

そんな猫たちなんだが、3匹ともうちの子供たちより先に、我が家にいる「先輩」にあたる。
子供が生まれた時、猫たちが我が家にとって新入りである子供を生活の中にすんなりと受け入れてくれるかが心配だった。
子供を引っ掻いてしまったり、逆に子供が猫をおもちゃみたいに乱暴に扱ったり、場合によっては子供に猫アレルギーなんかが出てしまって一緒に生活するのが難しくなってしまったり。

そんな心配は杞憂に終わり、子供が生まれたばかりの時は静かに見守るように添い寝してくれ、動き回るようになったら子供が手にしたおもちゃで一緒に遊ぶようになってくれた。
子供が寝ている猫に掴みかかったり、ちょっかいを出しても、猫は決して反撃せずに、ただ「やめてね」と迷惑そうな顔でその場を離れてやり過ごすだけでいてくれた。
言い過ぎかもしれないが、とてもいい我が家の「先輩」として、僕たち夫婦と同じように子供たちの成長を見守ってくれているように感じたりもする。

少なくとも、猫がいない生活よりは、子供たちにとって良い環境を与えられたと感じる。