Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

娘と二人っきりの夜

土日、妻が友人宅に泊まりに行った。

断乳によって飲酒が解禁となった妻。この日は仲のいいママ友宅に4人集まり宅飲みをすると言い残し、楽しそうに出かけていった。おそらく朝までああでもないこうでもないとおしゃべりするんだろう。存分にストレス解消してきてください。

というわけで、自宅で3歳の息子と1歳の娘をひとりで見ることになり、気合を入れてかからないとな、と思っていた。ふたりともチョロチョロ動き回るので、うまく両方の動きをコントロールしつつ家事をこなしていく必要がある。

夕方、息子が突然、ばあばの家に行きたい!と大声でわめき始めた。どうやら僕の実家で遊びたくて仕方なくなってしまったらしい。時間は15時過ぎ。今から行ってもすぐ帰ってこなくてはならず、今日は諦めて明日にしようと言っても聞く耳を持ってはくれない。

仕方ないので、息子がひとりで僕の実家にお泊りできるならいいよ、と言ってみた。今までも「一人でお泊りしてみたら?」と聞いたことは何度もあったのだが、そのたび「や~だ~!ひとりはいや!」と毎回断られていたので、今回もおそらく駄目だろうなと思ったんだが、この日はなぜか「うん、ひとりでいく!」と快い返事をしてきた。
お泊りだから、お風呂はじいじと入って、寝るときはばあばと寝るんだよ?できる?と聞いても「うん、できる」と自信満々の返事。一抹の不安を残しながら、仕方なく実家の母に迎えに来てもらい、息子は意気揚々と僕の実家へ向かっていった。
心配なので、夕食時間に「そっちは大丈夫?」と母にメールをしたところ、笑顔で晩御飯を食べる息子の写メが変身されてきた。なんだよ…余裕かよ…。大好きなじいじとばあばに囲まれ、初めてのひとりお泊りは無事快適に過ごすことが出来たようだった。

これで驚いたのは、残された僕と1歳の娘だ。娘が生まれてから初めての、二人っきりの夜。息子と二人っきりは何度も経験があるが、娘だけは初めてだった。いつもならギャアギャア騒ぐ息子と、それを逐一注意するパパママの声が響かないため、我が家は静まり返っていた。経験したことのない平穏。娘は黙々と晩御飯を食べ、とても大人しく入浴し、19時半の頃寝室へ行くとすうっと10分ほどで夢の中へ。そのまま朝までぐっすり。
嗚呼、なんてラクなんだ…
とても久しぶりに夜の自由時間がたっぷりとれた。