Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

久々の水泳

久々に泳いだ。

近所に入場料510円でプールとトレーニングジム設備と大浴場が使える施設がある。月額会員なら3,080円。施設はそれほど充実しているとはいえないし、例えばヨガとかエアロビとかのプログラムに参加する場合には別料金がかかる。まあそれも300円くらいなので格安なのだが。

毎日は通えないし、ちゃんとしたジムだと利用料金がもっとかかるし、どうせプールしか使わないので自分にとってはぴったりの施設だ。

先日初めて利用し、よーしおじさんガンガン泳いじゃうぞーなんて思いながらクロールで泳ぎ始めた。
学生時代、実家近くのプールでバイトしていたので、ほぼ毎日泳ぎまくり長距離を泳ぐのが苦ではなかった。が、それも10年以上前の話。100メートル、200メートルくらいまでは「ふんふん~♪楽勝じゃん♪」なんて泳いでいたんだが、300メートル超えたあたりで突然腕が上がらなくなってきた。息継ぎも喘ぎ喘ぎとなり、とりあえず休憩。500メートル泳ぎ切れない自分にガッカリする。おかしい…こんなことは許されない…

とりあえず5分程度休憩後、何とか泳ぎを再開。せめて…せめて1キロくらいは泳がないと…まだだ…まだ終わらんよ…!!なんて脳内では自己を叱責するのだが、いかんせん体がついていかない。500メートル泳いだところでまた休憩。その後は250メートル刻みに泳ぎ、何とか目標の1キロをクリアしたが、毎日軽く2~3キロ泳いでいた学生時代と比べると10年のブランクは余りに大きすぎた。

当然体はバッキバキに痛み、何もしなくても腕がプルプルと震える。なんだこれは。運動したはずなのに体はおじいちゃんと化すのか。子供も抱っこできないし、家事をこなすのも難儀だ。調子に乗ったおっさんへの報い…!もっと自分を見つめろ、現状を見失うな!と己を責めざるを得なくなる。悲しい。

ただ、それと引き換えに素晴らしいカタルシスは得られた。泳いでいるだけで余計なことは何も考えず、ストレスが体からスーッと抜けていく感覚。雑音や雑念とは無縁で、体には筋肉の疲労だけが残り、余計なダメージがない。もう最高。毎日泳ぎまくりたい!そんなことが頭をよぎる。

残念ながら、現実は次にプールに行ける日がいつかもわからない状態。せめて週1、いや、月1でもいいから水泳を今の生活に取り込みたいが、いくら近所の施設でも子供たちを差し置いて通うのは難しいのが我が家の現状。ほかの家はどうかわからないけど、我が家では育児第一なのだ。

子供が成長したら、一緒に通おうとは思う。