正解は、3歳の息子が保育園で作ってきた「ドーナツ」だ。
僕は最初、何だかわからなかった。
帰宅し晩御飯を作っている最中に息子が「パパ!これ見て!」と言うので視線を上げると、冒頭の写真にある新聞紙の輪を手にして、ニコニコながら僕を見ていた。
「…ん?息子くん、何それ?フリスビーとか?」と僕が疑問を向けると息子は笑顔で「ドーナツだよ!」と答えてくれた。
ああ、ドーナツだったか。フリスビーとか言って配慮が足りなかったな…なんて思っていたら、息子は手にした新聞紙ドーナツを「それい!」と言ってリビングの端に投げた。
結局フリスビーでもあったのだ。僕の直感は当たっていた。
その後もひたすら拾っては投げを晩御飯まで繰り返していた。遠くまで投げられた時はガッツポーズもしていた。最終的にはフリスビー要素の方が強く、ドーナツとしては遊んでいないようだった。
次の休日は外でフリスビー遊びだな。