Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

息子の今日の決めゼリフ「さみしくなっちゃうの〜」

明日は祝日なので、3歳息子は今晩、大好きなばあばの家にお泊まりとなった。

 
僕が保育園にお迎えに行き、そのあとばあばの家に連れて行くのは大変。
 
なので、子供たちのお迎えをばあばにお願いし、実家に連れてきてもらっておいて、僕が仕事の帰りにお泊まりの息子は残し、1歳の娘のみ回収して帰宅する流れにした。
 
 
仕事を終えて実家に着くと、満面の笑みで「パパおかえり!」と息子が出迎えてくれた。
 
そうかそうか。パパが待ち遠しかったか。ならば、今日はお泊まりせずにパパとおうちに帰るかい?と聞くと、喰い気味に「今日はお泊まりだよ!」と制された。
 
大好きなばあばの家にいるから、機嫌が良かっただけのようだ。別にパパはどうだってよかったらしい。帰ってきたから挨拶くらいしてやろうってノリか。考えれば考えるほど悔しい。
 
仕方ないので、娘とふたりで帰宅する準備。ありがたいことに実家に寄るといつも野菜などを分けてくれる。今日もキノコや果物をたくさんいただいた。
それを僕の車に積むために、ばあばがちょっと外に出ただけで、室内から甲高い声が響いてきた。
「ばあば!どこ?どこなの!?」
息子の必死な声。30秒前まで一緒にいたじゃん。何を必死になることがあるんだよ…
 
ここだよ〜とばあばが声を上げると、息子はダッシュで近寄り「ばあばが近くにいないと、さみしくなっちゃうの〜」と猫なで声を出していた。
 
これにはパパと娘はドン引き。ばあばだけメロメロ。
見える範囲にいないと軽いパニックって。ICOかよ。てか完全にメンタル乙女。お気に入りのぬいぐるみがないと寝れない女子か。
さみしくなっちゃうの〜、なんてセリフ、今時バカップルでも使わない。親も聞いたことないセリフをばあばに使うなんて…
 
乙女な息子を残し、娘とふたり帰路についた。今夜、王様然として振る舞う息子を想像しながら。