Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

娘2歳児、順調にイヤイヤ期のピークに達する

娘のイヤイヤ期状態が、どうやらピークに達してきているようだ。

 

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2歳4か月となった娘。2歳になりたての頃から結構イヤイヤするようになってきていた。その頃はまだ、かわいいものだったと遠い目をするしかない。


今はおしゃべりも達者になってきたので、とにかくこっちの期待を言葉で理解し、言葉で裏切ってくるのだ。
ほぼ毎日ある、娘の「イヤイヤタスク」としては

 

・朝ごはん食べないとお腹空いちゃうよ→「やーだ」
・保育園行くから早く着替えよう→「やーだ」→リビング内で逃走
・ごはんだからおもちゃ片付けな→「やーだ」→さらに散らかす
・お風呂上がり、裸のままだと寒いから早くパジャマ着よう→「やーだ」→逃走→「さむーい」と言って不満そうにこちらを睨む
・晩御飯、ひとくちくらいしか食べてないじゃない、もっと食べなさい→「いんなーい!」


などがある。

 

文字にすると、かわいいもんじゃないかと思う。僕だってそう思う。

 

だけど、実際朝の忙しい時間に子供たちの着換えを用意して「さあ着替えて保育園行こう!」というときに「やーだ!」で逃走されると、同じこと毎日繰り返してるし、そのせいでこっちも子供たちのこと着替えさせるの面倒なミッションてイメージが完全についちゃってるから今日くらいちゃんと言うこと聞いておいてほしかったなんていう淡い期待を毎回裏切られている感じがするし、なんかもう娘のほうは「やーだ!」→逃走の一連の流れを毎日ハイテンションでやるもんだから「お前は楽しいかもしれないけどな…」ていう感じのこっちだけ一方的に損させられているような気分にもなるしで、とにかく文字にすると単純に「着替えよう→やーだ」だけのかわいらしいやり取りが、こっちのストレスポイントをダイレクトに握りつぶしてくるようでもうどうしても毎日イライラMAXになってしまう。

 

先日ネット記事で「2歳頃のイヤイヤ期で親が感じるストレスを乗り越えるために、2歳児という生きものは生物的に最もかわいく感じるようにできているらしい」というのを目にした。まあソースとかの提供がなかったので真偽はわからないが、確かに2歳になった現在の娘はとてもかわいい。かわいいというだけでプラスになる部分がたくさんある。


仕事から疲れて帰ってきたときに「パ~パ~、おかえり~」と、最近喋れるようになった「おかえり」を使って笑顔で出迎えてくれるだけでもう仕事のストレスなんてどっかに消えるし、たまにちゃんと言うこと聞いて自分できれいにご飯を食べたりすると「ああ…成長したんだな我が娘」と湧き上がるような感動も得られる。

 

「親が2歳児のイライラ期を乗り越える方法」って、ネット記事でも書籍でもたくさん目にする。でも、そういうのって結局「じっと見守る」とか「こちらの怒りを上手くコントロールする」とか「心に余裕を持つ」とか、そりゃあんたキレイゴトって言うんじゃないですか?今更それ言われて「ああ!目からウロコ!」って誰が思うんだろ?というようなものばかり。
そんな程度で解決できないのが2歳児のイヤイヤってものだろう。今は、イヤイヤする2歳児に対処法も解決法もないと割り切ることにした。アンパンマンのビデオ見せれば一時的に収まるかもしれないけど、流石に何時間もアンパンマン見せ続けるわけにもいかない。お菓子やジュースで釣り続けるのも悪いだろうし、「鬼が来るよ~」みたいな脅しばかりだってよくないだろう。だから、イヤイヤする2歳児と向き合うのは必要なことで、それでこっちがイライラするのも必然的なこと。

 

結局、最も悪いのは親側がイライラしすぎて子供たちに対して過剰に怒ったり八つ当たりしたりするような、怒りモードになっちゃうこと。そうならないように気を付ける方法は、状況によって個人差がかなりある。うちは共働きで、しかも0歳児を抱えた妻は育休中。子供たちと触れ合ってストレスを抱えるのは妻のほうが多い。妻が怒りモードっぽいなと感じたら、できるかぎり早く察知して子供たちの注意をこっちに向ける。逆もまた然りだけど。あとは、幸い僕の親が隣町に住んでいるので、すぐに親を頼る。親だけで楽しむような高級菓子とか、自分たちへのご褒美的なものを我慢しない。

 

なんだかんだ言って、育児のストレスって「理想と違った」っていう自分へ向けられるストレスだと思う。だから、子供をコントロールしようとせず、自分なりの逃げ道を見つけるセルフコントロールが大切かなと、2人目のイヤイヤ期を迎えて思ったりしている。