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Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

草津温泉への旅行と、旅先での怪我の話

先週末、群馬県の草津温泉へ家族旅行に出かけてきた。

 

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冬の草津。車での旅行。
積雪量がすごくてたどり着くのも大変かも…と思いきや、よく晴れた温かい日に当たったので、雪道の心配を全くせずに済んだ。むしろ、寒さ対策で何枚も重ねて着込んだヒートテックが仇になるくらいの温かさで、草津温泉の中心地で湯畑や湯もみを快適に観光することができた。

 

4歳の長男は温泉が好きで、この日も大浴場や露天風呂に入るのを楽しみにしていた…のだが、いざ温泉に入るというところで、予定外のことが起こる。

 

大浴場に入り、洗い場の前で腰を下ろして僕が頭を洗い始めた時のこと。息子がちょっと離れた位置にあった桶を取りに行こうと、僕の横からその桶がある方に向かって小走りで離れていった。


すぐに、「ゴォン!!」という何かがぶつかる音。洗面器などを落としたにしては音が低い。頭の粟を流すシャワーを止め、息子のほうを見ると、仰向けに倒れている。


濡れた風呂場の床、硬いものがぶつかる音、仰向けに倒れている息子。全てを頭の中で繋げ、僕の血の気が引く。息子、滑って頭を打ったな!シャワーを頭から浴びている僕の耳に聞こえるくらいの大きな音で、頭を打ったな!!

 

直後、ここ最近聞いたことのない勢いで息子が泣き始める。「いだい~い!いだい~い!」と号泣しながら僕のもとに戻ってくる息子。とりあえず自分で歩いている、足取りもしっかりしているので脳震盪もひどくなさそう、だからそんなにひどい怪我しなくて済んだのかな…と、少しだけ冷静さを取り戻す僕。


でももし出血とかしてたら…お風呂場だから血が止まらないぞ…救急車かな…などと様々な思考がめぐりつつ、ぶつけた後頭部を覗き込むと、見たことないレベルで「たんこぶ」が盛り上がっていた。出血こそしていなかったが、あまりのこぶの大きさにやっぱり僕の血の気が引く。血も出てないし本人意識もはっきりしているけど、頭蓋骨にヒビでも入ってるんじゃないか?と。

 

とりあえず速攻で風呂場から出てきて、ホテル内の部屋へ戻る。0歳の次男を寝かしつけるために部屋に残っていた妻に状況を説明し、救急車か、夜間外来に連れていくか検討。


フロントにも内線で相談したところ、温泉街のため救急車は乗り入れが難しく、救急受け入れしている病院までもかなり時間がかかる恐れがある。それよりも、車で20分ほどの距離に緊急夜間診療を受け付けてくれる病院があるので、そちらに連れて行った方が早いかもしれないということで、その病院に連絡してみることにした。

 

おそらく、同じように風呂場で転んだ、お酒飲んで温泉入って体調崩した、みたいな似たような事例での受診を今までにも散々受けてきたのだろう。病院の受付では慣れた様子で「どっから来たの?」「いつまで滞在する予定?」などといった導入の話題から、「お風呂で頭打ったならこの用紙の案内見てね」と、幼児が頭を打った時の対応がまとめられたプリントも渡してくれた。


診察を受け、CTも撮ってもらったところ、幸い骨や脳内出血などの心配はなさそうだった。ただし、時間がたってから急に出血が始まることもあるので、今日はとにかく安静にというお話をいただき、ホテルへと戻ることができた。

 

ホテルの部屋に戻ってくるころには、息子も元気を取り戻し、グズることもなく眠りにつくことができたが、親としては翌朝まで状況が悪化しないか不安で仕方がなかった。


「危険な場所で子供から目を離す」
楽しい家族旅行の、念願の温泉に入った直後の、僕が頭を洗っている一瞬のスキだったのだが、そのスキはまさに「危険な場所で子供から目を離した」瞬間となってしまった。打ち所が悪ければ命に関わっていたところだ。今回は「これくらいで済んでよかった」ということを肝に銘じて、親としてはできるだけ危険を排除していけるように気を付けなければなと考えざるを得なかった夜になった。