Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

3人目のハーフバースデー

昨日の夜ふと気づいたんだが、今日3月10日は次男が生後6か月を迎える日。つまりハーフバースデーの日だった。

 

4年ほど前、長男が生後6か月を迎えた時には、事前に「Happy 1/2 Birth Day」と家の壁に装飾をして、くすだまや冠などの小道具を用意してたくさん写真撮影した。笑顔で祝福を受ける我が子にじんわりと感動し、妻は手作りケーキを用意し(当然6か月の赤ちゃんは食べられないが)て、実家の両親を交えてみんなでお祝いしたものだった。

 

それが今や、前日に布団に入った後かろうじて「あ、明日ハーフバースデーか」と気づくレベル。
今朝、「そういえば今日で6ヵ月だよね」と、「今晩カレーでいい?」レベルの感慨の薄さで次男のハーフバースデーの確認を妻と交わした。


3人目ともなるとこうなっちゃうよね~、という諦めみたいな感情は、実はあまりない。むしろ、なんで3人目ともなると自分たちはこんなに鈍感になってしまったんだろうというガッカリ感が強い。

 

我が子の大切な節目なんだから、もっと気付いてあげて記念に残ることをしてあげたい、という気持ちはいつだって持っているんだが、どうにもこうにも頭や体がついていかない。まあ、原因は上に2人のモンスターがいるからだというのはハッキリしているんだが、それを差し引いても3番目に対してこんなに薄い扱いしかできないことが申し訳ない。

 

週末にでも、ケーキや小道具を用意し、実家の親たちも交えてお祝いしてあげようかな、なんて考えたいところなんだが、来月から次男は保育園に預けることが決まっているので、妻は保育園用の手さげバッグやお昼寝布団入れを作成するためにしばらく週末は自宅にカンヅメで裁縫に精を出さなければならない。


もう何回も何回も思っていることなんだが、保育園の袋文化というものが親に与える絶望感というのは凄まじい。残日数と作らなければならない量を見比べてずっと絶望している。


長男の時はちゃんとしたものを作ったので、妻としては娘の時も次男の時もちゃんと作りたくはなる。だが、その時の苦労を知っているだけに、あの大変さをもう一度繰り返すのかという重たい空気が漂い続けているのだ。ロンダルキアの洞窟攻略なんて比じゃないレベルの憂鬱さ。ミシンや裁縫道具を用意するので、子供たちがいたら作業を始めるのも困難だ。

 

保育園入園が目前に迫った次男は、このままハーフバースデーを祝われるのかどうかわからないフワッとした感じで3月を過ごすことになりそうだ。