昨日、人生初の胃カメラを経験してきた
人間ドックは何度も受けているが、通常はバリウム検査で、胃カメラは有料オプション。
今までは毎年バリウム検査で問題も見つからなかったので、胃カメラはしてこなかったのだが、妻が今年はやってみたいとのことだったので一緒に申し込んで受けてきた。
受診した医療機関では、口から入れるタイプと鼻から入れるタイプを選ぶことができたので、どちらかといえば苦しくないと言われている鼻からを選択。
朝8時30分くらいから人間ドック検査項目をこなし、11時過ぎに検査室での胃カメラとなった。
まずは麻酔。その時の鼻づまり状況等により左右どちらの鼻の穴を使うかは実際に入れるまで分からないため、両方の鼻の穴から麻酔薬を注入される。
なんか茶色がかった液体を小さなジョウロみたいなもので鼻の穴へ流し込むんだが、その液が喉まで流れてきて喉も麻酔される。
だんだん鼻と喉の感覚がなくなってきて、唾を飲もうとすると気管に入りかけてむせるため、唾はティッシュに吐き出しながら待つ。
いざカメラの番になると、先生は慣れた感じで説明してくれ、鼻の感覚はほぼなくなっているため最初の挿入はスムーズ。
しかし、喉を越えるあたりですこしえづきそうになる。なんとか我慢して胃に到達。
胃に来ればあとは楽かな…なんて考えていたんだが、胃の中は胃の中でカメラが動いている感覚があって、なんか麻酔あんまり効いてないんじゃない?って感じでグルグル検査されるな~という感覚を味わった。
5分ほど胃のなかや十二指腸の中を見て、逆流性食道炎の兆候がありますね、なんてことを言われながら終了。寝る前の飲食は逆流性食道炎の原因となるらしいので、夜食は控えようと思った。
検査後、麻酔が切れるまで1時間は食事ができないとのことなので待合室で妻が終わるまで待っていると、カメラを入れたほうの鼻の穴からタラタラと鼻血が流れ落ちてきた。麻酔のせいでわからないが、結構鼻の穴が傷ついていたらしい。
妻は終わった後、鼻血も出ずカメラでえづきそうになったり胃のなかが苦しかったりといったことがなかったようなので、麻酔がよく効いて上手く検査できたんだろうな、なんて考えていた。
で、翌日に当たる今日、朝起きると喉に痛み。唾液を飲み込むと痛むので、風邪かな…とも一瞬思ったが、なぜか喉の左側だけが痛い。
胃カメラのせい…?かなと思ってググってみたところ、胃カメラで喉に傷がついて痛むことがままあるそうだというのを目にした。
こういった胃カメラでの喉の痛みを回避するには、リラックスして胃カメラが喉を通過するときにスムーズに入るようにしましょう、とあったが、おそらく麻酔が効きにくかった僕は無意識に力が入ってしまい、喉を締め付けて痛めてしまったようだ。
胃の中はキレイだったため、検査を担当した先生より胃カメラやバリウムは2~3年やらなくても大丈夫でしょうとのアドバイスを受けた。結構な痛みと苦しみを味わったので、おそらくアドバイス通り来年は胃カメラどころか人間ドックはせずに普通の健康診断にしておこうかな、と今は考えている。