本書は「住所不定、無職、62歳でデビュー」という異色すぎる経歴を持つ著者による、東日本大震災直後の東北での復興事業に従事した経験を記したルポだ。震災関連のノンフィクションなんて今更珍しくもなんともないが、本書のあまりの内容の濃さにあっという間に引き込まれて一気読みしてしまった。
ひとりの人間が数年のうちに経験するレベルの話じゃじゃない。復興事業に携わった方たちのインタビューまとめた一冊と言われても疑いなく読めてしまうような内容だ。
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世界的に有名な戦略について、イラスト付きでわかりやすく解説してくれる本書。
本書において著者は「戦略とは追いかける指標である」と提議している。この「追いかける」という表現が大切で、仮に指標を定めた後でも「追いかけている途中」ならその指標は柔軟に変えるべきだとしている。
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戦略はあくまでも最終的な成果に達するための指標であって、むしろ達成困難な状況となったときに「追いかける先」を変更する、つまり戦略の変更を適宜行うことが大切なのだ。その場しのぎになったり、ひとつの戦略に固執してしまうのは良い成果を生むことにならない。
じゃあどういう戦略をとるのがいいのか?となったときに、本書に掲載された様々な戦略が役に立つだろう。「孫子の兵法」から「ブルー・オーシャン戦略」まで、つまり古代戦争から現代ビジネスまで幅広く網羅してくれている。特に「ブルー・オーシャン戦略」は対となる「レッド・オーシャン」まで含めて、なんとなく言葉は知っているけど内容は詳しく説明できないな…という僕のような意識低い社会人にとってはとてもありがたい解説書となってくれた。
ありがたいのはとにかく広く浅くなので、概要をとりあえず本書で掴んでおいて、そのうえで専門書に繋ぐというハブ的な役割を果たしてくれるところだ。参考文献のリストも掲載されているので、何を読めばいいかわからないということにもならない。
ビジネスだけでなく、人生の行き詰まりにも役立つと言っても過言でないだろう。なんとなくパラパラ読んでいるだけでも充分面白い。とりあえず本棚に置いておきたい一冊。
昨日は暖かく穏やかで、外出にはうってつけの1日だったが、公園にも行けないので自宅でゆっくり過ごしていた。
とはいえ、せっかくの天気。庭で遊ばないのはもったいないので、ポブプアップテントを広げ、ウッドデッキにはテーブルと椅子を設えてお庭デイキャンプをすることにした。
狭い庭だが、外に出ているだけで子どもたちのテンションは上がる。3歳の次男はストライダーにまたがり、グルグルと走り回った挙句、僕の車に突っ込んでいた。勘弁してくれ。
僕は町田康さんの作品は未読。もちろん『告白』は知ってるし、随所で面白いという評を見るのでいつか読もうと積んでいるけど、とにかく今のところは未読。
で、本書を取った理由は町田康ファンだからということではなく、禁酒に興味があったから。というか自分もできることなら禁酒したい。その思いだけはずっと持ち続けているが、今のところ成功したことがない。
外出して遊ぶのが躊躇われるようになったので、5歳の長女と3歳の次男とドーナツ作りをした。
3歳児でも参加できるよう、とにかく簡単に済ますためにホットケーキミックス使用。でも、美味しく、楽しく作れたので作り方を書いておこうと思う。
◆材料
・ホットケーキミックス 200g
・卵 1個
・砂糖 大さじ2
・水か牛乳か豆乳 大さじ1
・サラダ油 大さじ1
・揚げ油 適宜
2月23日から24日にかけて、1泊2日のキャンプに行ってきた。
今回行ったのは、茨城県のだいたい中央にある涸沼近くの公営キャンプ場『広浦公園キャンプ場』
全面芝生で、地面もフラットで柔らかい。ペグ打ちが容易で、とてもテントを建てやすかった。
ちなみにテントの後ろにコテージが見えるが、今は老朽化で利用できないらしい。なのでコテージ前でもテント建て。
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