ほぼ日手帳2016のラインナップが発表されてた。今年も買う予定。
僕はほぼ日手帳使用歴10年。自分の人生のだいたい1/3はほぼ日手帳に綴ってきた。
初めて購入した時、こんなに長く使い続けることになるとは思ってもみなかった。ただなんとなく、LOFTで「売れてます」ポップの元に販売されていたので、社会人だし手帳使うか…と思って買ったんだと思う。
なぜ、ずっとほぼ日手帳を使い続けてるのか?と聞かれても、手帳はこれしか使ったことがないので深い理由はない。ただ、少なくとも飽きてはいないし、ユーザーを飽きさせない工夫が感じられるので、これからもほぼ日手帳を使い続けると思う。
まあ、そんなことを言っておきながら、今やほぼ日手帳がないと業務に支障をきたすくらい、仕事上はこの手帳に依存していまっている。
僕の仕事は毎月やるルーチンワークや、年に1回だけだが必ずやらなければならない重要な処理なんかがたくさんあるので、そういった仕事は全て前の年の手帳を見返しながら手順確認をしている。言わば自分専用の超重要なマニュアルだ。もし前の年の手帳を無くしたら仕事ならないレベルなのだ。
ほぼ日手帳の魅力のひとつに、バリエーション豊富なカバーがある。
僕は2009年に購入した黒のファブリック調のカバーを今でも使っているんだが、流石にボロボロになってきたので、そろそろ新しいのを購入しようかと思っている。
で、カバーラインナップの中に見つけた「MOTHER2」のカバー。これが気になる。
派手だから仕事には使えないだろうけど…さらに上からカバーをかけたりすれば問題ないだろう。公式サイトで透明カバーも売っているので、透明カバーとの間に1枚隠すためのシートを噛ませばいい。そこまでする必要あるかとも思うが、僕にとってMOTHER2は特別だ。
アラサー世代にMOTHER2。スーパーファミコン全盛期。小学生のころ、何週もプレイした。あの頃FFやドラクエなどビッグタイトルがある中、MOTHER2というRPGぽさのないタイトル、赤いシンプルなパッケージ、キムタクが出演していた風変わりなCM。どれもこれもワクワクした。個人的にはプレイしたスーファミのソフトの中でもベストタイトルだ。
そしてその後、何年も経た後にゲームボーイアドバンスで発売したMOTHER1+2も購入しプレイした。おそらく社会人1年目のころだ。面白いからプレイしたというよりはノスタルジーに浸りながらあの世界にもう一度入り込みたいという気持ちが大きかった。
MOTHER2は、僕にとって小学生のころのワクワク感の象徴みたいなもんだ。影響を受けた本や映画と同列に語ることができる。
大人になった今、セーブするための電話の向こうにいる、決して姿を見せないパパの目線から、もう一度プレイしてみたいなという気持ちになった。自分の子供が大冒険して、少し休むためにパパに電話してくる。想像しただけで泣きそうだ。