先日、実家の荷物を整理していたら、こんなものを見つけてしまった。
やばい。モロに片付けが進まなくなるアイテム。
充電ケーブルもある。なのですぐ使える。
刺さってるソフト何だろう。
FF6!
やーばい。最初からやり始めたら50時間くらい持ってかれる。ものすごくやりたいけど我慢だ。今は、我慢だ。僕には子育てと家事がある。もしゲームをするとなると睡眠時間を削ることになり、体がボロボロになってしまう。やり始めたら止まらなくなるのは目に見えている。今は、我慢だ。
我慢して実家の荷物整理を進めると…
まあ、そうなるよね。MOTHER1+2って…こっちのほうがプレーしたいよ…これ1と2両方プレーしたら100時間くらい持ってかれるんじゃないか?
FF6もそうだけど、スーファミで発売した時にリアルタイムでプレーしてるのにGBA版を買っている自分に驚いた。
おそらくGBA版が出たのは大学生か社会人になってからだ。初プレーからだいたい10年ほど経っていると思う。
当時の僕個人の変化としては、ゲームへの情熱は冷めるようになり、新しいシステムのゲームについていくのがやっとになり始めたころ。僕が最後に購入したゲームはPS3のデモンズソウルで、幸いそれは最後まで楽しくプレーした。それすらもうすでに7年前だというのが信じられない。
FF6もMOTHER2も22年前、MOTHER1に至っては27年前。四半世紀が経過している。それだけ経過していても、いまだにスマホでFFシリーズはリメイクされ、MOTHERはほぼ日手帳のカバーになったり、ガチャガチャの景品になったりと人気が継続している。
20年以上前に僕たちが経験し、引き込まれたRPGの世界は、据置機→携帯機→スマホアプリとフォーマットはは変えても、今でも最高クラスのエンタテインメントであり続けている。
そういえば、先日こんな話題もネットで見かけた。
今でも、昔やったスーファミのソフトを再度プレーしたいと思う人がいかに多いかということの証明と言えるだろう。
ドストエフスキー、カフカ、漱石、太宰の小説を今も面白く感じるように、バックトゥザフューチャーやジュラシックパークを何度見ても面白いように、時の洗礼を受けても「今でも面白い」作品は、今やゲームにすら存在している。もはや「古典」作品と呼んでも差し支えないんじゃないだろうか。
とりあえず、FF6から手を付け…ようか、どうしようか、今もまだ悩んでいる。
それにしても、GBASPのデザインて今見ても全然古臭くないことにも驚いている。折りたたみ、充電池搭載、画面発光がついて暗い場所でもプレーできるっていうのは、ほぼ今の携帯ゲーム機の基盤を作り上げたといっていい。懐かしさから本体を触っているだけでもテンションが上がった。