Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

息子の獲物はワシントン条約で取引が禁止されていた

保育園の送り迎えは毎日僕の仕事。

 
送っていったときは「今日は変わりないです」とか「少し鼻水が出てますが元気です」とか、一応その日の状態を伝えたり。
お迎えの時は、保育士さんから「今日はご飯も全部食べて元気でした」とか「鼻水が出てましたね」とか、園での様子を聞くのがお決まり。
 
それ以外にも「今日は〇〇くんと楽しそうに遊んでましたよ」とか「娘ちゃん、今日初めて『せんせい』って言ってくれました!」とか、いろいろエピソードが聞ける。仕事帰りで疲れて迎えに行ったとき、ちょっとした面白エピソードが聞けると、とても嬉しくなる。
 
◆◆◆◆
 
昨日、保育園に迎えに行くと、保育士さんが「今日も息子君は楽しそうに遊んでましたよ~、『りょうに、いってくるから!』って言って、いろいろ捕まえて遊んでたみたいです~」と報告してくれた。
 
息子は魚釣りごっこで遊ぶのにはまっていたので、おおかた紐とかを網に見立て、ひき網漁とかで魚を取る遊びをしていたのかな、と思い「網に見立てたおもちゃとかで漁をしてたんですか?」と聞いてみたところ、「いえ、何だかブロックを銃に見立てて獲物を追いかけていましたよ」だった。
 
ああ、『漁』じゃなくて、『猟』ね。
思わず「さんずいじゃなくてけものへんのほうですか」と言うと、保育士さんも「そうです、お魚じゃなくて、動物を追いかけてたみたいです。なんか、『足跡があるから追いかけよう!』とか言ってて、本格的だなと思いましたよ!」
 
足跡って。3歳児の遊び中のセリフじゃないな…
 
猟銃持って動物のハンティングか…そんなテレビ番組とか見せた覚えがないんだが、いったいどこで覚えたんだろう。
 
「魚の漁なら家で似たようなごっこ遊びしてたんですが、動物の猟はやってるの見たことありませんでした…お友達とやってたんですか?」と聞くと、
「ええ、お友達と一緒に銃を構えて追いかける真似をしてましたよ。それで、息子君に何を捕まえに行くの?って聞いてみたら、『パンダだよ!』って教えてくれました」
 
絶対獲物にしちゃダメなやつじゃん。密猟者かよ。
いきなり重犯罪になる獲物を狙わないでくれ…
 
とりあえず、パンダは猟のターゲットにしちゃだめだよと教え、ひとまずイノシシとかを狙いなさいと伝えたんだが、「イノシシ」は言いにくいらしく、言いやすいパンダがターゲットに戻るのは時間の問題かと思われる。
 
そんなことより、動物を大切に扱う心を育んでほしいものだ。