Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

礼文島へ旅行する先輩と、我が家の家族旅行事情

職場の先輩が、9月に家族旅行で北海道の礼文島に行くという話をしていた。


礼文島 - Wikipedia

 

ほぼ日本の最北端だ。なかなか行く機会のないところだと思う。
一応田舎とはいえ関東に住んでいるので、アクセスとしては羽田から稚内に飛び、フェリーで礼文島まで渡れるらしい。比較的明快なアクセスルートがあるわけだ。
が、羽田から空路で旅行となれば、もっと選択肢はたくさんある。もっとポピュラーな観光地がたくさんある。北海道だって新千歳空港行きの安い便からいろいろな観光地に行けるだろう。
 
なぜ礼文島に決めたのか聞くと、
 
  1. 今年の夏は暑かったので、涼しいところに行きたかった
  2. マイルがたまってたので、有効活用を考えて稚内へ行く便を押さえた
 
という答えが返ってきた。稚内への直行便は、片道でも35,000円程度するらしく、下手をすれば東南アジア等の近場の海外へ行く方が安い。しかし、マイルもたまっているので、せっかくだからめったに行かないところに旅行しようとなり、礼文島への旅行を決めたそうだ。
 
この先輩、年末から正月にかけてはタイと台湾に旅行に行っており、夏も礼文島へ旅行という羨ましい休暇を過ごしている。
既婚者で子供は小学生がひとり。奥さんも同じ仕事をしており、先輩なので当然僕より収入は多い。
 
自分の年齢を先輩の年齢に置き換え、子供もひとりで旅行の時もそれほど手がかからない、と考えると、将来的には年末年始に海外で過ごしたり、国内旅行も行きたいところにある程度自由に行くことができるかもしれない。
 
しかし、我が家の現状は
 
  1. 子供が3歳と0歳のふたり。どちらも手がかかり、例えばディズニーランドに行くのも食事、昼寝、おむつ交換等に入念な計画を練ってからでないと難しく、充分楽しめる可能性が低い。
  2. 子供たちの手がかからないくらいの年齢になると、今度は交通費や施設への入場費、宿泊費がかかるようになり、単純に旅費がたくさんかかる。今まで大人ふたり分で済んでいた旅費が単純に倍になるのだ。そうなると、気軽に飛行機や新幹線のチケットが取れるだろうか…
 
子供たちに海外旅行を経験させてやりたいという気持ちはある。ただ、将来的に子供をふたり連れて海外で楽しむ、となると、普通の生活と普通の収入ではなかなか難しそうだ。
「子供がひとりなら」できるかもしれないが、ひとりっ子という選択肢はうちでは考えなかった。そもそもひとりっ子ならマイホームを建てていないかもしれない。
 
家族計画の選択肢は無数にある。いいとこ取りができればいいが、普通の生活でやりたいこと全部実現するのは無理がある。先輩の生活ぶりが羨ましく感じたが、自分の生活も出来る範囲で努力して、将来的にやりたいことをやれたらな、そんなことを改めて感じた1日だった。