Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

夏休みの終わりと、日常に科学感を取り戻したい話

今日で子どもたちの夏休みが終わる。今年はどこにも行けなかった。去年は春頃からコロナ禍となり、4月は学校に行けず過ごすなど夏前まで経験したことのない生活を送っていた。だが、夏には感染症対策をしたうえでの施設の運用等がされるようになり、感染が落ち着いている地域では密にならないレジャーを楽しむことはできた。

しかし、今年は夏休みの経過とともに感染者数も増え続け、暑過ぎたり雨が長く続いたりといった不安定な気候も相まって、子どもたちとの思い出作りもろくにできないまま夏が終わろうとしている。

子育てもそろそろ10年。子どもを連れて遊びに行くのは、もう子どものためではなく、自分も楽しむためになっている。

キャンプに行く時も、博物館に行く時も、お子様向けの施設を選ぶのはやめた。子ども扱いしても楽しさは減るだけで、子どもにも大人と同じレベルのエンタメや知的興奮を与えるべきだ、と考えるようになった。小学生になったから、ではなく、年中(5才)の次男も大人と同じ楽しみの場所に連れて行くべきだ、と今は思っている。

なので、自粛が解除された暁には、子どもを連れて科学館に行きたい。
まずはミュージアムパーク茨城県自然博物館

www.nat.museum.ibk.ed.jp

地球誕生から生命の歴史まで、天文学、地質学、古生物学と様々な展示を見ることができる。個人的な興奮ポイントはアノマロカリスの化石。

アノマロカリスといえば、カンブリア紀最大最強の生物。ロマンあふれる蛇腹な体に魅了され、僕がカンブリア紀の生物学本を読み漁るようになったきっかけの生物。

手前にアノマロカリスの模型があり、奥に化石がある。

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うん、ほとんどエビ。エビがプレスされてるタイプのえびせんに付いているエビ。CGでカッコよく我が物顔で泳ぐアノマロカリスだけど、化石を見る限りえびせんのエビ。いい。凄くいい。

これ以外にも三葉虫の化石展示とかが個人的にツボ。

ここのメインは動く恐竜の展示なので、子どもも喜ぶこと間違いなし。古生物にロマンを感じる人は是非。

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あとは、栃木県子ども総合科学館。

t-csm.jp

ここは物理現象にスポットが当てられた科学館。触ったり動かしたり動きを見たりで楽しめる科学展示がものすごくたくさんある。誇張なしで丸1日ずっと見てられる。

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プラネタリウムがあって、何故か屋外には面白自転車広場もある。だけど自分が行った時は子どもと室内展示を見てるだけで1日終わってしまって面白自転車に乗ることが出来なかった。マジで近かったら毎週行きたい。近い人が羨ましすぎる。

それから、つくばエキスポセンター。

www.expocenter.or.jp

ここもプラネタリウムがあって、敷地内にロケットが展示されてる。

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正直施設としてのクオリティは栃木県子ども総合科学館の方が上だと思うけど、つくばはここ以外に宇宙センターとか地質標本館とか見に行ける科学施設がめちゃくちゃたくさんあるので、ここも住んでたら絶対毎週巡ってる。いや、車で1時間くらいだから行こうと思えばいつでも行けるんだけど。

というわけで、茨城近辺に住んでる方、緊急事態宣言が、自粛が、この厳しいコロナ禍が緩和されたら、是非科学館に子どもと行きましょう。

個人的には、いわき市のアンモナイトセンターが未経験なので行きたいと思っています。