『這い寄る混沌』って生後5ヶ月くらいのことかなと思った話
生後5ヶ月となった息子。
後ろ姿が面白い。
寝返りの動きはだんだんと機敏になってきて、床に寝せるととりあえずスッと寝返りし、首をもたげて周囲を見渡している。何も警戒するものなどないだろうに、むしろ安心して横になっていてほしいのに、すぐさま寝返りして周囲を見渡している。むしろパパは君に警戒しているよ。
続きを読む草津温泉への旅行と、旅先での怪我の話
先週末、群馬県の草津温泉へ家族旅行に出かけてきた。
冬の草津。車での旅行。
積雪量がすごくてたどり着くのも大変かも…と思いきや、よく晴れた温かい日に当たったので、雪道の心配を全くせずに済んだ。むしろ、寒さ対策で何枚も重ねて着込んだヒートテックが仇になるくらいの温かさで、草津温泉の中心地で湯畑や湯もみを快適に観光することができた。
【書評】目に見えない、微生物の力を見せる本『土と内臓』
みなさんは、内臓の健康を保つために気をつけていることってあるだろうか?
うちの子供たちは、毎朝ヨーグルトを1つ食べ、ヤクルトを1本飲むことから朝をスタートさせている。どちらも、腸内環境を整え、便秘やその他胃腸系の病気にならないようにという親の願いからだ。
続きを読むかすみがうら市水族館に行ってきた話
先日、子供たちを連れて「かすみがうら市水族館」に行ってきた。
この日は妻が実家方面のお友達とランチを楽しむために外出。まだ授乳中の次男だけを連れて行ったので、僕と4歳の長男と2歳の娘が取り残される形となった。家にいてもつまらないので、子供2人を連れてドライブがてら霞ヶ浦方面へお出かけしてきた。
まずは腹ごしらえ。子供たちたってのご希望によりバーミヤンでラーメン。安上がりな子供たちだ。4歳の長男は自分で勝手に食べてくれるのでラク。お楽しみセットみたいなやつでガチャガチャもついていたのでご満悦。
食後はお目当てのかすみがうら市水族館へ。水族館といっても、ここはイルカやサメやエイなどの大型の海洋生物はおらず、小さく薄暗い建物の中にそれほど大きくはない水槽が並んでいる程度のこじんまりとしたものだ。悪く言えばちょっと大きなペットショップレベルなんだが、意外と珍しい生きものも展示しているうえ、入館料は大人でも310円と安く、小学生未満は無料。ちょっとした息抜きに寄るにはとてもよい施設といえる。
日本第2位の湖面を誇る霞ヶ浦のほとりに建っているので、展示されている魚は霞ヶ浦水域の淡水魚がメインなんだが、受付で入館料を支払ってドアを開けたすぐの場所に大きなゾウガメが陣取っているので驚く。
優しく甲羅を撫でてやると喜ぶとのことだったので、子供たちに「背中を優しく触ってあげてごらん」と言ってもビビって手出しできていなかった。僕が撫でてみると、少し嬉しそうな表情を浮かべたような気がしたので和む。
中に入り目についたのが、オオサンショウウオ。写真ではわかりづらいが、娘の左上にある横に長い茶色い物体がそれだ。
尻尾の先までの体長が150センチくらいあるとんでもなく大きな個体。あまりのデカさに目を疑った。ほとんど動いていないので子供たち的にはあんまりおもしろくなさそうだったが、大人的にはこのレア生きものを見れただけでも結構満足。
奥のほうには、ダイオウグソクムシやオウムガイなどの深海生物たちもいた。
どちらも全く動かない。子供たちはつまらなそうだったが、僕としてはダイオウグソクムシとオウムガイとオオサンショウウオが観れただけで310円のもとは充分取れた。
天気がよかったので、霞ヶ浦の湖畔の散歩もした。
土浦市内から車で30分ほど。すぐ近くにかすみがうら大橋もあるので行方市や鹿嶋市方面からでもそんなに時間かからずに来れる。
帰りには、土浦市の亀城公園にも寄った。ここは小さいながらも遊具があって、なぜかニホンザルもいる。ぼや〜っと散歩するには最高だ。ひとしきり遊具で遊んでから帰宅。
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帰宅後、子供たちに「何が楽しかった?」と聞くと、答えは勢いよく「滑り台!!」だった。
亀城公園の小さな滑り台をランキングトップに持って来られてしまった。この日の水族館は、滑り台に勝てなかったらしい…
【書評】面白くて無情な図鑑『寿命図鑑』
本書は、様々なものの『寿命』をイラスト付きで面白く紹介してくれる図鑑だ。『寿命』というとイコール生きものの寿命のことと思うが、本書で紹介しているのは植物や日用品や宇宙まで、300種類以上のさまざまなものの寿命について教えてくれる。
続きを読む【書評】知ってるようで知らない世界『大きな鳥にさらわれないよう』
面白かった。『グールド魚類画帳』や『老ヴォールの惑星』を読んだ時のような、面白い小説の世界に飛び込んで漂った読後感。
短編集のようだけど、それぞれの短編は場所は違うが同じ世界で展開される物語で、本書の中の物語はすべて繋がりのある連作になっている。
冒頭、SF設定のような、日常からはズレた日常の描写からスタートする。不気味だけど牧歌的で、読み手からするとここからどう展開していくのか楽しみになる世界。