Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

悲しみの息子、怒りの娘

最近気付いたんだが、どうやら息子3歳と娘1歳では「泣き」の原因が違うらしい。

涙がキラリ☆

涙がキラリ☆


「泣き」の原因という言い方が正しいのかどうかよくわからないが、「泣き方」とか「どうして泣くか」とか「泣くためのパワーの源」に読み替えていただいてもかまわない。

息子は以前から「うわぁ~ん」といった感じで泣く。まあごくごく普通なんだが、この「うわぁ~ん」には、つらい、悲しい、心折れた、そんなニュアンスが含まれた、もう泣くしかない状況に追いつれられた感情の表現となる「うわぁ~ん」であることが感じられる。

対して、娘の泣きの印象は「ギャァァァァ!」だ。実際こういう泣き声を発しているわけではないんだが、娘の泣きのなかには悲しみやつらさよりも、「怒り」のエネルギーが凝縮されているように感じられる。

息子は「怒られた…悲しい…」「転んで痛い…つらい…」といった感じで泣くのに対し、娘の場合、言い方は悪いんだが「怒られた…チクショー!」「転んだ…痛てえじゃねーか!」で泣いている感じだ。自分自身に降りかかった負の要素に対し、反発し拒む感情を爆発させ、泣くことによりまるで「アタシに文句あんのか!」と訴えているような印象を受ける。

以前から息子に比べると娘は気が強いなとは感じていたんだが、1歳過ぎてからそれがより顕著になってきた。このそれぞれの「性格」は生まれつきなのか、環境のせいなのかはわからないが、近い将来娘のパワーに負けて連日泣かされる息子の姿が想像できてしまい、今から息子の家庭内、兄妹間の立場の危うさを案じずにはいられない。