職場にて労働組合関連のイベントがあり、それの抽選会でキノコをたくさんもらった。
残念ながらうちの子供たちは、キノコが苦手。
特に4歳の長男がキノコ嫌いで、なんとか食べさせようとカレーや鍋に入れてほかの野菜と一緒に食べられる状況を作っても、きれいにキノコだけを残して「もうお腹いっぱいなの…」とか「ねむいの…」などと、それまでの意気揚々とした食欲からはかけ離れた言い訳でキノコの現実から逃れようとしてくる。ちょっとした量でも食べさせるのが大変だ。
試行錯誤して料理にキノコを入れても、こんなにたくさんもらったのではとても消費しきれない。なので、子供たちが寝た後、ひとりで晩酌するときのおつまみは最近キノコばかりだ。
というわけで、今回はマイタケのチーズ焼き。スキレットがあると簡単に作れるけど、フライパンと耐熱容器でもOK。
◆材料
*お好きなキノコ
*オリーブオイル
*ニンニク(チューブ可)
*塩コショウ
*ピザ用チーズ
スキレットを熱して、オリーブオイル投入。ニンニク入れて香りがたったら、キノコ投入して炒める。
キノコがしんなりしたら、塩コショウで味を調えて、ピザ用チーズを散らしてオーブントースターで焼けば完成。
スキレットだと、オーブン投入もスキレットのみで完結できるからラク。
キノコはローカロリーで栄養も豊富。キノコや発酵食品などを積極的に食べる「菌活」なるものもあるらしく、うろ覚えで妻に「僕は菌活中だからキノコをたくさん食べる」と言ったら「菌活?なにそれ?」と冷たく返されてしまった。流行ってなかったのかな…
ともあれ、キノコは美味しかった。お好みで鷹の爪とか入れても美味しいと思う。
◆◆◆◆
そういえば、僕も子供の頃キノコは嫌いだったな、なんてことを思い出した。いや、正確にはシイタケが嫌いだったのかな、とぼんやり思い出している。
僕が子供だった頃、実家の料理では何故かシメジやマイタケはあんまり出なくて、シイタケばかりが使われていた。キノコの中でも独特の香り、食感のあるシイタケは、大人になっても嫌いな人はたくさんいるだろう。
僕はいつの日かシイタケを克服し、その頃にはシメジやマイタケも普通に食べていた。むしろシメジなんかは嫌いだった記憶がない。僕はキノコが嫌いだったのではなく、有無を言わさず工夫なしに食べさせられていたシイタケのことだったのかな、なんてことをぼんやり思い出しながら、晩酌を楽しんだ。