Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

【絵本】寝る前に読むと爆笑してしまう『おやすみおやすみ ぐっすりおやすみ』

最近息子がハマっている絵本。

おやすみおやすみぐっすりおやすみ

おやすみおやすみぐっすりおやすみ


『おやすみ、ロジャー』が流行っているらしく、その流行に乗って寝る前関連の絵本を図書館で何冊か借りてきてみた。そのうちの一冊。

おやすみ、ロジャー  魔法のぐっすり絵本

おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本


『おやすみ、ロジャー』は、寝る前に読み聞かせると、子供がリラックスしてまるで魔法のように眠ってくれるという、寝かしつけに苦労している親たちにとっては夢のようなアイテムとなる絵本らしい。

我が家では、1歳の娘は布団の上に放置しているだけで勝手に寝るので、寝かしつけに苦労したことはない。
だが、3歳の息子はいつもなかなか寝なくて困っている。
生後すぐから、毛布に包み抱っこして、ゆっくりと揺らしながら子守歌を歌い、それを30分以上続けてようやく寝るような、よくいる「寝つきの悪い赤ちゃん」だった。

今でも、抱っここそしない(重くてできない)が、布団の中で寄り添って、日によっては背中をトントンしてあげて深く眠りに落ちるまでそばにいてあげる形で寝かしつけをしている。
眠りに入るまでもだいたい30分ほどかかるので、一緒に寝室で横になっていると、仕事で疲れた僕のほうが先に寝落ちなんてことはしょっちゅうだ。

というわけで、『おやすみ、ロジャー』は我が家でも購入を検討してみようと考えつつ、図書館で借りられる寝かしつけ関連の絵本も試してみよう思い立った。
ちなみに『おやすみ、ロジャー』の図書館貸し出しは33人待ちだった。ひとり2週間まで借りられるので今予約しても1年と数か月待つことになる。

で、息子が気に入った『おやすみおやすみ ぐっすりおやすみ』は、ざっくり言うとウサギの家族の、3人の子供たちを寝かしつけた両親が、リビングでお茶を淹れたりして寛いでいたところ、寝静まったはずの子供部屋から物音が聞こえ、ドアを開けてみたところ子供たちは自由に遊んでいた…という一連を繰り返す、「寝なさいと言っても何度も起きて遊んでしまう子供たち」の話だ。

お笑いで言うところの「天丼」になっていて、物音→ドア開けるの度に遊びが激しくなっていくのが面白い。大人が読んでも思わずニヤニヤする話だと思う。

ただ、息子の場合、ドアを開ける前に聞こえてくる物音が面白いらしく、例えばドアの向こうでカウボーイ遊びをしているときは「パッカパカ」という擬音を読むのだが、その度に「へへへへ!!」と声を出して笑い、ドアを開けるシーンでもカウボーイ姿になっている子供たちを見て笑っていた。

擬音のところで毎回笑うのでよさ、読む側としても凝った感じで擬音を読むようになり、息子もそれで余計に笑ってくれるようになった。

肝心の「寝かしつけ」には全然役に立っていないんだが、単純に笑えて、楽しく読み聞かせできるとてもいい絵本だと思う。