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Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

一番古い記憶「ロープウェイ」

今週のお題「一番古い記憶」

楽しい工作シリーズ No.120 ロープウェイ工作セット (70120)

楽しい工作シリーズ No.120 ロープウェイ工作セット (70120)


僕のもっとも古い記憶のひとつに、「ロープウェイに乗って下の景色を眺めている」というものがある。

ロープウェイというと、普通は山の麓から山頂にかけて登るために使う乗り物なので、必然的にロープウエイから見る下の景色は山林の景色が多くなるはずだ。

しかし、僕の中の記憶は「ロープウェイの下にはお祭りのような、賑やかなイベントの様子が見える」光景だった。

いったいどこのロープウェイに、何歳ころ乗った記憶なのは定かではない。だが、はっきりと浮かぶ映像の、眼下に山は広がってはいない。


そんなロープウェイ、存在するんだろうか。あるとしていったいどこのロープウェイの記憶なんだろう。と長い間不思議な記憶の断片だったのだが、大人になってからその謎が解ける機会があった。


数年前に、つくば市に行った時のことだ。つくば万博記念公園に行き、当時のつくば万博のパビリオンの配置図等が記載されたオブジェを見ると、そこに会場内交通機関としてロープウェイがあったことが分かった。


つくば万博は1985年の開催で、当時僕は3歳だった。万博に行った記憶は全く残っていないのだが、実家には万博関連のグッズがあったことを覚えている。僕自身が万博に行っているのにその記憶がないだけかもしれないと思い、後日実家で僕がつくば万博に行ったことがあるかを聞いてみると、確かに叔母に連れられ万博に行っていたそうなのだ。


つまり、僕のもっとも古い記憶は、3歳の時に連れられて行った、つくば万博のロープウェイから見るパビリオンの光景だったのだ。

まだ物心のつく年齢ではなかったので、どこになぜ連れていかれたのかはわかっていなかったが、そのなかで普段乗らない乗り物に乗り、高いところから景色を眺めたことが強い記憶として残っていたようだ。


今、うちの息子は3歳だ。自分のことを考えてみると、3歳ごろの記憶はほとんど残ってはいない。が、ロープウェイから見る光景のように強烈に印象に残れば、大人になってもはっきりと思い出すことはできる。

息子にも、良い記憶として大人になっても思い出せるような経験をたくさんさせてあげたいな、と思わせてくれる、僕にとって大切な記憶の一つだ。