Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

自家製花梨酒

妻が花梨酒を漬けてくれた。

 
妻の職場の上司から貰った花梨を、梅酒の要領で漬けたもの。
妻の上司の家には花梨の木があり、毎年大量に実がなっては使い道に困っていたそうだ。
 
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田舎のおばあちゃんが漬けたような瓶。だけど間違いなく美味しそう。
 
10個ぐらい花梨をもらっていたので、酒のほかにはちみつ漬けも作っていた。
こちらは咽喉にいいので、風邪をひいたときなどにお湯割りにして飲んでいる。息子も娘も大好きだ。
 
花梨酒には、そのまま飲むと独特の渋味がある。舌や歯にまとわりつくような渋味。
 
これは実から出ている渋味なので、半年ほど漬けたら実を取り出したほうが渋味は抑えられるそうだ。
 
飲めなくはないんだが、渋味のせいで本来の花梨の味や香りが感じにくい。
なので、コーヒーフィルターに通して濾過してから飲むと渋味がなくなり、まろやかな甘みになる。
 
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杏露酒みたいな味。何も割らずに、そのままロックで飲むのが美味しい。
 
漬け始めてまだ半年くらいだが、充分美味しい。もっと熟成させると、色も濃くなって旨みが増すだろう。