保育園の連絡帳を二人ぶんもしっかり書くのはキツイという話
ここのところ、時間が取れない。
次男が8ヶ月になり、今まで朝と昼だけだった離乳食に夜を追加し、1日3回食となった。
必然的に準備や食べさせる時間などがかかるようになるが、僕ら夫婦と長男5歳、長女2歳のご飯は別で用意し、まだひとりではおぼつかない長女の食事を補助しながら全員が食べ終わるまでいろいろと奮闘しなければならない。
結果食事の時間が結構長くなり、そこから入浴、そして次男は少し早めに寝かせて、最後に上の子たちも寝かせるという、仕事から帰ってからの過密スケジュールが半端ではない状況になっている。
正直、残業してるより身体に負担がかかってるし、夫婦のうちどちらかが体調崩したら詰む。とてもじゃないがひとりではこなせないミッション。
そんなこんなで、『帰宅(18:00頃)→離乳食&家族の夕食(18:30〜19:30)→入浴(19:30〜20:00)→次男寝かしつけ、長男長女は歯磨きとか(20:00〜20:30)→長男長女寝かしつけ(21:00)』のルーティーンを、毎日3時間かけてこなしているのが現状だ。
で、このルーティーンが終わればゆっくりできるというわけではなく、このあと食器洗って、洗濯物畳んで、翌日の保育園の準備をして…と、なんだかんだやらなければならないことがたくさん残っている。ダラダラこなしているとあっという間に23時。寝るのが遅くなると翌朝に響き、さらには体調不良に繋がるので、ダラダラ読書とかで夜更かししたいのをぐっと堪えて、布団に入る。
そんな毎日のルーティーンの中で、この4月から地味に面倒なことがある。それは、『保育園の連絡帳』だ。
うちは3人とも保育園に通っているが、0〜3歳児クラスまでは毎日の睡眠時間や、朝の体温、さらに「家での様子がどうだったか」を記載する欄のある連絡帳を書かなければならない。
体温や睡眠時間は別に簡単なんだが、問題は「家での様子」欄だ。保育園の先生たちは、ここに小さな字で「保育園では〇〇くんと仲良く遊んで、ひとつのおもちゃを共有してましたよ」とか、「給食で出たハンバーグをあっという間に食べちゃいました!」などといったほのぼのエピソードを約150字くらいで描いてくれる。ツイッターにフルに書き込むくらいの文字数だ。
保育園での様子がよくわかるので非常にありがたいのだが、こうなると「家での様子」にも細かく書き込む必要があるかな〜と感じてしまい、毎日毎日捻り出すようにしてこのミニブログ欄を埋めている。
小さなスペースに手書きでびっしりと書き込むので、思いのほか時間がかかり、書くことが思い浮かばない日などは気付くと30分くらい経っていたりする。正直キツイ。
気にせず「家では元気でした」くらいに留めてもいいのかな、なんて気持ちにもなるんだが、毎日びっしりと書き込んでくれる保育園の先生に申し訳がなく、僕も毎日びっしり書き込んでしまう。何より急に書き込みをやめたら変に思われるかな…なんて邪推までしてしまい、結局毎日毎日捻り出している。
正直、不要な伝統を踏襲し続けてしまい、時間の無駄とされることをやめるにやめられない状況に自らはまり込んで行くダメ社員になっているような気分ではあるんだが、子供の成長の記録も兼ねてる、きっと保育園の先生も家での様子を楽しみにしてくれている…!と自分に言い聞かせて、毎日せっせと書き込んでいる。
一応、書いているといいこともあって、後で見返したときに「ああ、このタイミングでひとりで歩けるようになったんだ」とか、「ああ、この時期は毎日夜泣きがひどかったんだな…連絡帳の字も汚いから、僕らのコンディションが悪いのも見て取れる…」といった、過去の振り返りには重宝している。スマホで撮った写真だけでは、思い出せないような過去がハッキリと蘇り、「子供の成長具合を見返すなら連絡帳」と思うまでになった。
娘の方は来年度から書き込む必要がなくなるので、今年1年の我慢なのだが、まだ始まって2ヶ月。先が長い。