Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

猫の額ほどの畑に、大根と人参の種をまいた話

文字通り猫の額ほどの庭の隅に、極小の家庭菜園ゾーンがある。

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ちょっと粘土質な庭の土を耕し、柔らかい土と肥料を加えて作った家庭菜園ゾーン。僕と妻のお気に入りゾーンでもある。

昨年は、ここにサツマイモの苗を植え、秋に巨大なサツマイモを思っていたより大量に収穫できた。

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庭で行った芋掘りに息子は大興奮し、かがんでいる妻の横でシャベルを振りかざしニヤニヤしているというちょっとサイコな写真も撮れた。

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大きい割に甘みのあるサツマイモで、大学芋やスイートポテトを作って楽しんだ。

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食べる役目は妻と娘。いつだって作るのは僕。いいけど。

で、今日はここに、大根と人参の種を植えた。

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土に肥料を加え、畝を作り、種をまく。
NHKで日曜日の朝に放送している「野菜の時間」に習ったやり方で、なぜキャスティングされてるかわからないサッカー元日本代表の北澤に感謝しながら作業した。以前はダイヤモンド・ユカイや髙田延彦なんかも出演していたので、なんか面白くてついつい見てしまう。

畝づくりと種まきは、なんだかとても心の落ち着く作業で、土いじりってとってもいいもんなんだなあ…なんて感慨に耽りたかったんだが、子供たちがいるのでそうもいかなかった。

子供たちは僕の周囲を衛星のように走り回り、自分たちもやってみた〜い!と庭の砂場で使ってるシャベルを取ってきた。畑のすぐ横に停めてある車の近くでシャベルを振り回し、キズをつけられるんじゃないかとヒヤヒヤ。

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僕が作り上げた畝の、頂点の部分に容赦なくシャベルを突き刺す娘。
待ってくれよ…そこに種が植わってるんだよ…なんて願いは全く聞き入れられない。余りに無慈悲な行動にクラクラする。

大根も人参も、子供たちの大好きな野菜。収穫はだいたい種まきから100日くらいでできるらしい。収穫した野菜を食べることより、大根の人参を引っこ抜く子供たちの姿の方が、楽しみだったりする。