Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

【書評】成功のための裏口探しの旅『サードドア:精神的資産のふやし方』

サードドア: 精神的資産のふやし方 作者:アレックス バナヤン 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2019/08/23 メディア: 単行本 18歳の医学部在学中の大学生が、ビル・ゲイツなどの超著名人たちに「成功の秘訣とは何か」をインタビューするために奔走…

長男とポケモンカードを遊べるようになりました

うちは子どもたち3人ともポケモンが好き。アニメは毎週欠かさず見ていて、僕がスマホでポケモンGOを起動すると3人とも我先に「自分にやらせろ」アピールをしてくる。特に小一の長男がハマっていて、今年の春の誕生日プレゼントにこれをチョイスしていた。 …

【書評】ノー残業デーは、こっそり残業する日です!『 測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』

測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか? 作者: ジェリー・Z・ミュラー,松本裕 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2019/04/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「仕事の成果を数値で評価する」のはごくごく普通のことだ。幸い僕は…

【書評】見えざる「生きづらさ」をどう解決するか『ケーキの切れない非行少年たち』

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書) 作者: 宮口幸治 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/07/12 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る ちょっと前にTwitterでも話題になっていた本書。インパクトのあるタイトルで、「ケーキの切れない非行少…

【書評】そりゃ絶望もするし発狂もする『アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した』

アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した 作者: ジェームズ・ブラッドワース,濱野大道 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2019/03/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 「ワープア」って言葉、なんかあんまり聞かなくな…

長男と男二人キャンプデビューしてきました

先日、7歳の長男と男二人キャンプを1泊でしてきた。長男はキャンプデビュー。前日から楽しみで仕方なかったらしく、自分の着替えなどをリュックに詰め込みながら、何して遊ぼう、何を食べよう、焚き火やりたいなとずっとウキウキモードでいてくれた。

【書評】架空の都市の架空の歴史の物語集『方形の円』

方形の円 (偽説・都市生成論) (海外文学セレクション) 作者: ギョルゲ・ササルマン,住谷春也 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2019/06/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ルーマニア人作家による、架空の都市について記述した短編集。小…

第4回 水戸黄門漫遊マラソンを無事完走した話

先日、水戸のフルマラソンに参加してきた。今回は4回目の大会で、僕は1回目から全て出ている。会場が駅からすぐで、電車1本で気軽にいけるのがいい。 マラソンはあんまり好きではない、むしろ40キロ以上も走るのは辛すぎてやりたくないんだが、1回目から出…

【書評】最先端の無人兵器解説書『無人の兵団』

無人の兵団――AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争 作者: ポールシャーレ,Paul Scharre,伏見威蕃 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/07/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 無人兵器の解説書として現状における決定版。何せ、技術の進歩…

【書評】中国SFってだけじゃなく、小説として最強『三体』

三体 作者: 劉慈欣,立原透耶,大森望,光吉さくら,ワンチャイ 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/07/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 各所で話題になった本書。 やっぱり今は中国SFが熱いらしい。ケン・リュウも『紙の動物園』以降、…

【書評】素晴らしい主人公の成長物語『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 作者: ブレイディみかこ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/06/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る これは凄く面白かった。著者はイギリスのブライトン市在住。既にイギリスで20年ほど暮ら…

キャンプデビューをしてきた話

先日キャンプデビューをしてきた。 以前から小学1年生になる長男にキャンプに行ってみたいとせがまれていたので、じゃあちょっとグッズでも揃えてキャンプにでも行ってみようかと思い、Amazonで『キャンプ』と名付けた欲しいものリストを作った。

【書評】ストーカー被害者救済のための福音書『ストーカーとの七〇〇日戦争』

ストーカーとの七〇〇日戦争 作者: 内澤旬子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/05/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 交際相手が別れ話からストーカー化し、嫌がらせ行為などがエスカレートして警察が介入、逮捕、示談をするもそれを…

【書評】むしろこの著者ほど走ることにハマっている人いないと思う『走るやつなんて馬鹿だと思ってた』

走る奴なんて馬鹿だと思ってた 作者: 松久淳 出版社/メーカー: 山と渓谷社 発売日: 2019/06/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 走ることを続けるのは、とても難しい。僕はもうラン歴3年以上になるけれど、どちらかというとイ…

子どもの勉強を見ながら、どこまで蛇足を広げるか迷った話

昨日、小学一年生の長男の宿題を見ていた。学校からのプリントで、簡単な足し算の問題だった。 「猫が3匹いました。そこへ猫が4匹やってきました。今何匹いますか?」「馬が4頭いました。そこへ2頭やってきました。今何頭いますか?」 どちらも式と答えを書…

2019年上半期に読んだ本のベスト

4月から長男が小学生になった。学校からの課題で、長男は毎晩国語の教科書を音読している。つっかえつっかえだが、ひとりで本を読めるようになったというのは感慨深い。まだまだ親子間で同じ本を貸し借りして読むという僕の長年の夢を叶えるのは先になりそう…

【書評】古生物、それはロマン『知識ゼロでもハマる 面白くて奇妙な古生物たち』

知識ゼロでもハマる 面白くて奇妙な古生物たち 作者: 土屋健,加藤太一(ミュージアムパーク茨城県自然博物館) 出版社/メーカー: カンゼン 発売日: 2019/05/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 古生物にはロマンが詰まっている。…

【書評】教育は理想の押し付けになっていないか?『掃除で心は磨けるのか』

掃除で心は磨けるのか (筑摩選書) 作者: 杉原里美 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2019/03/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 我が家の子どもたちは長男7歳・長女4歳・次男2歳の三人きょうだい。その長男が、今年小学1年…

【書評】陸・海・空の進化の理由『脚・ひれ・翼はなぜ進化したのか: 生き物の「動き」と「形」の40億年』

脚・ひれ・翼はなぜ進化したのか: 生き物の「動き」と「形」の40億年 作者: マットウィルキンソン,Matt Wilkinson,神奈川夏子 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2019/02/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る すんごい。知的興奮の宝庫。 タイト…

【書評】知るとつらくなる、とても身近な問題『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたとる』

超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる 作者: 菅野久美子 出版社/メーカー: 毎日新聞出版 発売日: 2019/03/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 特殊清掃という仕事の現場レポートを通じて、社会問題である孤独死について焦点を当てる本書。内容…

【書評】人間が人間を食べる習慣を理解すべきか?『人喰い ロックフェラー失踪事件』

人喰い (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズIII-8) 作者: カール・ホフマン,奥野克巳,古屋美登里 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2019/03/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 本書を読んで得られるのは、知識や教養などといった安易な…

【書評】凶悪犯も、実態は凡庸な人間だった『肉声 宮崎勤30年目の取調室』

肉声 宮?勤 30年目の取調室 作者: 安永英樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/01/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 1988年の8月から翌年6月にかけて、4人の幼い女の子が誘拐され殺害された連続殺人事件の犯人「宮崎勤」 本書は、事件…

時計と子どもの話

長男が小学生になって1ヶ月が経とうとしている。 体に不相応なでかいランドセルを背負って、登校班に入りなんとか毎朝小学校まで歩いて行っている。 幸い、うちから小学校までは500メートル程度。とても近い。 それでも親としては、保育園まで毎朝送り届けて…

【書評】結局この作家は全作品傑作です。『生まれ変わり』

生まれ変わり (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者: ケンリュウ,牧野千穂,古沢嘉通,幹遙子,大谷真弓 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/02/20 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 『紙の動物園』『母の記憶に』の短編集、そして様々な中国人作…

【書評】まさに「秘境での生活」『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』

ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活 作者: 國友公司 出版社/メーカー: 彩図社 発売日: 2018/09/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 「ドヤ」に泊まり、「飯場」で実際に働いた男のルポ。これが凄まじく面白かった。 そもそ…

【書評】世界は、イメージよりもかなり良くなってます『 FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2019/01/11 メディア: 単行…

【書評】我々の、そしてタコの心はどこから来たのか?『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』

タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源 作者: ピーター・ゴドフリー=スミス,夏目大 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2018/11/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 昔、ネット情報だが「イカの目は異常に発達していて非常に高…

【書評】素晴らしき未知なる世界『辺境メシ ヤバそうだから食べてみた』

辺境メシ ヤバそうだから食べてみた 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/10/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る いい。すごくいい。 エッセイ集として面白くて、未知の世界に触れられて、知見も広…

【書評】徹夜ミステリー『数字を一つ思い浮かべろ』

数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫) 作者: ジョンヴァードン,John Verdon,浜野アキオ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/09/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る ある新興宗教の代表者宛に届いた脅迫めいた手紙。そこには「1から1,000まで…

【書評】魚にもやさしくなりたい。『魚たちの愛すべき知的生活』

魚たちの愛すべき知的生活―何を感じ、何を考え、どう行動するか 作者: ジョナサン・バルコム,桃井緑美子 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2018/10/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「食べられる?」「おいしそう」「かわいい」「珍しい」…