Under the roof

三児の父が育児、家事、読書のこととか書きます

【書評】教育は理想の押し付けになっていないか?『掃除で心は磨けるのか』

掃除で心は磨けるのか (筑摩選書) 作者: 杉原里美 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2019/03/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 我が家の子どもたちは長男7歳・長女4歳・次男2歳の三人きょうだい。その長男が、今年小学1年…

【書評】陸・海・空の進化の理由『脚・ひれ・翼はなぜ進化したのか: 生き物の「動き」と「形」の40億年』

脚・ひれ・翼はなぜ進化したのか: 生き物の「動き」と「形」の40億年 作者: マットウィルキンソン,Matt Wilkinson,神奈川夏子 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2019/02/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る すんごい。知的興奮の宝庫。 タイト…

【書評】知るとつらくなる、とても身近な問題『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたとる』

超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる 作者: 菅野久美子 出版社/メーカー: 毎日新聞出版 発売日: 2019/03/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 特殊清掃という仕事の現場レポートを通じて、社会問題である孤独死について焦点を当てる本書。内容…

【書評】人間が人間を食べる習慣を理解すべきか?『人喰い ロックフェラー失踪事件』

人喰い (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズIII-8) 作者: カール・ホフマン,奥野克巳,古屋美登里 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2019/03/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 本書を読んで得られるのは、知識や教養などといった安易な…

【書評】凶悪犯も、実態は凡庸な人間だった『肉声 宮崎勤30年目の取調室』

肉声 宮?勤 30年目の取調室 作者: 安永英樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/01/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 1988年の8月から翌年6月にかけて、4人の幼い女の子が誘拐され殺害された連続殺人事件の犯人「宮崎勤」 本書は、事件…

時計と子どもの話

長男が小学生になって1ヶ月が経とうとしている。 体に不相応なでかいランドセルを背負って、登校班に入りなんとか毎朝小学校まで歩いて行っている。 幸い、うちから小学校までは500メートル程度。とても近い。 それでも親としては、保育園まで毎朝送り届けて…

【書評】結局この作家は全作品傑作です。『生まれ変わり』

生まれ変わり (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者: ケンリュウ,牧野千穂,古沢嘉通,幹遙子,大谷真弓 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/02/20 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 『紙の動物園』『母の記憶に』の短編集、そして様々な中国人作…

【書評】まさに「秘境での生活」『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』

ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活 作者: 國友公司 出版社/メーカー: 彩図社 発売日: 2018/09/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 「ドヤ」に泊まり、「飯場」で実際に働いた男のルポ。これが凄まじく面白かった。 そもそ…

【書評】世界は、イメージよりもかなり良くなってます『 FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2019/01/11 メディア: 単行…

【書評】我々の、そしてタコの心はどこから来たのか?『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』

タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源 作者: ピーター・ゴドフリー=スミス,夏目大 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2018/11/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 昔、ネット情報だが「イカの目は異常に発達していて非常に高…

【書評】素晴らしき未知なる世界『辺境メシ ヤバそうだから食べてみた』

辺境メシ ヤバそうだから食べてみた 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/10/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る いい。すごくいい。 エッセイ集として面白くて、未知の世界に触れられて、知見も広…

【書評】徹夜ミステリー『数字を一つ思い浮かべろ』

数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫) 作者: ジョンヴァードン,John Verdon,浜野アキオ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/09/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る ある新興宗教の代表者宛に届いた脅迫めいた手紙。そこには「1から1,000まで…

【書評】魚にもやさしくなりたい。『魚たちの愛すべき知的生活』

魚たちの愛すべき知的生活―何を感じ、何を考え、どう行動するか 作者: ジョナサン・バルコム,桃井緑美子 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2018/10/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「食べられる?」「おいしそう」「かわいい」「珍しい」…

2018年下半期に読んだ本のベスト

今年は、長男6歳と一緒にゲームをたくさん遊ぶようになった。 スーパーマリオオデッセイに始まり、ニンテンドーラボの段ボールを組み立て、マイクラで家を作ってくれとせがまれ、今はポケモンLet's goピカチュウを休日の度に一緒に遊んでいる。めちゃくちゃ…

【書評】1/2の確率で、密猟アワビを食べているかもしれない衝撃『サカナとヤクザ』

サカナとヤクザ: 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う 作者: 鈴木智彦 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/10/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 暴力団の資金源といえば? と聞かれると、僕は安直に「賭博」「風俗」「薬物」…

【お題】うちで作るピザ

久々に、お題について。 我が家では、よくピザを作る。日曜日にも作ったばかり。 生地はホームベーカリーで作る。強力粉とか必要な材料を入れれば、45分くらいでモッチモチのおいしい生地を練り上げてくれる。

【書評】個人的にツボすぎなので次回作以降も全部読みます『半分世界』

半分世界 (創元日本SF叢書) 作者: 石川宗生 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2018/01/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る うわあああ凄い…!マジかこれ完全にツボすぎるだろもうずっと読んでたいよこの作品の感じ…もうこれ次回作…

【書評】これは…スタンド攻撃!?『ユービック』

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314) 作者: フィリップ・K・ディック,浅倉久志 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 1978/10/01 メディア: 文庫 購入: 14人 クリック: 175回 この商品を含むブログ (107件) を見る 個人的に、ミステリーには2種類のパターンが…

【書評】小説よりも不気味な未解決事件に挑む『死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』

死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相 作者: ドニー・アイカー,安原和見 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2018/08/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る ちょっと前にネットを賑わせていた本書。アマゾン…

【書評】今だから読むべき一冊『サリン事件死刑囚 中川智正との対話』

サリン事件死刑囚 中川智正との対話 作者: アンソニー・トゥー 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/07/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 今年の7月にオウム真理教関連事件の死刑囚13人の死刑が一斉に執行され、メディアを賑わせてい…

第3回水戸黄門漫遊マラソンを完走してきました

一昨日の11月28日に、第3回水戸黄門漫遊マラソンに参加してきた。 人生において4回目のフルマラソン。1回目は水戸の第1回大会で、ボロボロになりながら完走してタイムは約5時間。2回目も水戸の第2回大会を大風接近の大雨の中走って、約4時間50…

【書評】アメフラシに癒しを求めて…『無脊椎水族館』

無脊椎水族館 作者: 宮田珠己 出版社/メーカー: 本の雑誌社 発売日: 2018/06/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (4件) を見る 個人的にツボ過ぎる一冊。僕が読書する理由は、こういう本に出合いたいからにほかならない。この面白さ…

キンダーメモリーというゲームに子どもたち3人ともハマっている

キンダーメモリー 神経衰弱 出版社/メーカー: ラベンスバーガー社 ドイツ メディア: おもちゃ&ホビー クリック: 1回 この商品を含むブログ (5件) を見る 我が家の子どもたちが最近はまっているテーブルゲーム。 テーブルゲームと言っても、これは2枚ずつ同…

【書評】バナナの皮は本当に危険です『とんでもない死に方の科学:もし〇〇したら、あなたはこう死ぬ』

とんでもない死に方の科学: もし○○したら、あなたはこう死ぬ 作者: コーディー・キャシディー,ポール・ドハティー,梶山あゆみ 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2018/06/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 目次を眺めているだけでも面白…

【書評】うわっ…この人のサメ好き、ヤバすぎ…?『ほぼ命がけサメ図鑑』

ほぼ命がけサメ図鑑 作者: 沼口麻子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/05/10 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る 前回読んだ、【書評】ドM科学者の異常な愛情『蜂と蟻に刺されてみた』 - Under the roof に続き、また…

【書評】ドM科学者の異常な愛情『蜂と蟻に刺されてみた』

蜂と蟻に刺されてみた―「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ 作者: ジャスティン・O・シュミット,今西康子 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2018/06/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 個人的に、『生物学者の異常な愛情シリーズ』と…

ドライブキットと長男と私

Nintendo Labo (ニンテンドー ラボ) Toy-Con 03: Drive Kit - Switch 出版社/メーカー: 任天堂 発売日: 2018/09/14 メディア: Video Game この商品を含むブログを見る コレ、買おうかどうしようか迷っている。 面白そうではある。 ただ、ソフトは子ども向け…

Salt and Sanctuaryのニンテンドースイッチ版にハマっていたら水を差されたりした

ニンテンドースイッチで『Salt and Sanctuary』というダウンロード専用ゲームを買った。 ec.nintendo.com 「2D版ダークソウル」といわれているゲーム…というか、プレイしている限り完全に2D版ダークソウル以外に言いようがない。 まあ、実は僕はダークソウル…

【書評】絵よりもCGよりも想像力を掻き立ててくれる『世界を変えた100の化石』

世界を変えた100の化石 (大英自然史博物館シリーズ 1) 作者: ポール・D・テイラー,アーロン・オデア,真鍋真,的場知之 出版社/メーカー: エクスナレッジ 発売日: 2018/07/05 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る いい。凄くいい。 …

【書評】わたしの考えは、わたしのコミュニティにあります『知ってるつもり――無知の科学』

知ってるつもり――無知の科学 作者: スティーブンスローマン,フィリップファーンバック,橘玲,土方奈美 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2018/04/04 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 何でも知ってると勘違いして思い…